room02_20210704
ご案内:「森の中の開けた場所」にエリクシエルさんが現れました。 (07/04-15:14:54)
エリクシエル > (雨が降っていた。サァサァと、小雨に微風、それでまるでダイヤモンドダストのように、雨の輪舞が、雲の合間から洩れる光のカーテンからの輝きを、反射しながら、きらきらと、小雨の水粒が舞っている――まるで、風の精霊が楽し気に、踊りを踊りながら飛んでいるかのように。) (07/04-15:17:22)
エリクシエル > (森の中、開けた場所、空が良く見えて、雨が降れば、葉の防備に遮られることなく、直接、雨粒が地を叩く――そんな場所に彼女は、頭巾を被って佇んでいて―――空を……雨が降って来る空を……見上げている……。) (07/04-15:19:17)
エリクシエル > ((――雨……天から生まれるために……降って来て……現世を巡り……また……天に帰ってゆく………。)) (07/04-15:20:32)
エリクシエル > ((まるで―――人間の魂のように……地に落ちて……草花の中に宿り………動物の身体の中を巡り……人と共に生き……川の中に流れ込み……海に至り……それから……また、天へと還ってゆく……。)) (07/04-15:21:47)
エリクシエル > ((……天からやってくる魂は……肉体を纏うことが出来ずに、ただ地に堕ちて、眩い天頂の光りに照らされて、また、天に帰って行くものも多いけれど……巡り巡って……現世を生きて……たくさんの身体と、たくさんの苦しみと、色どり豊かな景色を……感情を、想いの中を、潜り抜けて………また、故郷へと帰ってゆく……。)) (07/04-15:24:15)
エリクシエル > ((辛い事もある……哀しい事もある……それでも、きっと……希望があると信じて、彼らは天から降りて来るのかもしれない……痛みを超えた、喜びがかならず……生まれて来れば、必ず、見つけられるはずだ、と信じて……。)) (07/04-15:26:05)
エリクシエル > (そのようなことを、つらつらと思い巡らせながら、何をすることなく、穏やかに息をしながら、時々、ほぅっ、と吐息を漏らしながら、小雨の雨粒が空より下り、風に煽られてきらきらと舞いながら消えて行く様を、あるいは風が止んで、ただただ、地に叩き落ちて行く様を、見つめている。) (07/04-15:28:36)
エリクシエル > (いつか、失ったものを嘆いて、丘の上でただただ、涙で頬を濡らし、雨風に身体を濡らし、寒さに震えていた日々を思い起こす――それでも、雨が全てを洗い流してくれると……終わりなき雨…<<エンドレス・レイン>>は……慈悲なる雨<<ホザンナ・レイン>>にもなりうる、と――何処かで、その頃から、想ってはいなかっただろうか。) (07/04-15:32:34)
エリクシエル > (<<エンシェント・プレイ>>は、誰かの心から、心に引き継がれ、この雨のように廻り巡ってゆくのだろう……いつか……いつか……誰もが、天へと……帰りたい、帰りたい、と、故郷の暖かな光を求める心は……古より伝わる祈りの中で……帰ってゆくのだろう……<<カラミティ・スター>>と揶揄された、あの星の彼方へと……。) (07/04-15:35:47)
エリクシエル > (――詩<”うた”>を紡ぐ――) (07/04-15:39:58)
エリクシエル > 這いずり回るものたちは (07/04-15:41:23)
エリクシエル > 心なく、夢もなく、想いもなく、 (07/04-15:41:33)
エリクシエル > ただ、ただ、それらが放つ光に憧れて――彷徨う―― (07/04-15:41:44)
エリクシエル > 食べて、増えて、食べて、増えて、 (07/04-15:41:56)
エリクシエル > それでも、他に何かあるはずだとわかっていて (07/04-15:42:05)
エリクシエル > 人の光を求めて――流離う―― (07/04-15:42:14)
エリクシエル > 星々の彼方から私たちはやってきて (07/04-15:42:24)
エリクシエル > いつか帰れる日を望んで (07/04-15:42:34)
エリクシエル > 冷たく心地よい夜には天頂を見上げて (07/04-15:42:44)
エリクシエル > 古の時代には身近だったはずの (07/04-15:42:56)
エリクシエル > 宵闇の彼方から降り注ぐ (07/04-15:43:05)
エリクシエル > 冴え渡るような光を浴びて (07/04-15:43:15)
エリクシエル > 忘れない (07/04-15:43:25)
エリクシエル > 私は――忘れない―― (07/04-15:43:34)
エリクシエル > 人の光 (07/04-15:43:47)
エリクシエル > 想いが咲かせる光 (07/04-15:43:57)
エリクシエル > 人の営みが織りなす光の布の色鮮やかさ (07/04-15:44:07)
エリクシエル > あの眩さを知った私たちは (07/04-15:44:16)
エリクシエル > やがて、這いずり回ることをやめて (07/04-15:44:25)
エリクシエル > 夜を超えた世界にある (07/04-15:44:34)
エリクシエル > 懐かしき私たちの故郷へと (07/04-15:44:45)
エリクシエル > いつか――帰ってゆく――― (07/04-15:44:56)
エリクシエル > (そこまで、静かに詠うと、そっと吐息をついてから、呟くように――) (07/04-15:46:21)
エリクシエル > ニュンペーの、ネレイドの慈しみの祈り、約束の祈りよ―――その込められた想いが―――とわのものになりますように―――(両手を組み合わせて、俯きがちになりながら瞑目した。) (07/04-15:47:56)
エリクシエル > (想いを馳せる――想いを――小雨のやってくる大空と―――降り下る水の行く末と―――星の彼方からやってきた這いずる者たちと―――生まれては死にゆく全ての生命たち―――それから、水辺の神霊の乙女と――その巫女の――優しき祈りに―――) (07/04-15:51:00)
ご案内:「森の中の開けた場所」からエリクシエルさんが去りました。 (07/04-15:51:03)
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