room51_20210806
ご案内:「地下神殿を思わせるダンジョン」にビニアさんが現れました。 (08/06-22:09:22)
ビニア > (意味があるようで意味の無い紋様が描かれた壁が続く廊下をリアカーを引いて歩く、いかにもな姿な存在が1人。リアカーには黒い仔猫が雑多な荷物の上で丸くなって惰眠を貪り、その横で仔烏も眠りこけている。)次が……、ここですね。(文様のついた壁をコンコンと叩いて確認すると、鉄パイプを短く切ったような飾り気のない印鑑の様なモノを壁に押し当てる。)……(しばらくすると、壁の一部がガコンと開く。)ホースの破損……なし、バルブ……異常なし、警報装置……(開いた壁の中の光るボタンを押す。けたたましいベルの音が鳴り響く。音を確認すると再びボタンを押すとベルは鳴りやむ。)異常なし。(バルブにぶら下がっている点検簿にサインする。) (08/06-22:16:24)
ビニア > ……(胡散臭い商人から紹介されたのは、地下神殿風ダンジョンの施設管理の仕事である。今日の仕事は、モンスターたちが安全にうろつけるように消火装置の点検と照明の清掃。宝箱へのアイテムの補充であった。)……戦わなくても済むのはいいですけどね。(このダンジョンに採用されたのは、彼女の見てくれにかかるところが大きかった。作業中は「この先、作業中、立ち入り禁止」の看板で冒険者たちが来ないようにしているが、偶然に姿を見られても怪しまれないためである。そして、身に纏っている衣装はいかにもそれらしさを演出するためであった。) (08/06-22:21:29)
ビニア > ここは、良し。(パタンと扉を閉める。)えーと、あ、埃が……(ふと見上げると照明用クリスタルの上にうっすらと埃がのっかり、ご丁寧にクモまで巣を作っている。)ちょっと、どいて(猫と烏をどかしてリアカーから脚立を降ろす。)えーと、高所作業は……、ヘルメットをかぶって……(角用の穴が開いた作業用ヘルメットを着けて脚立を上がる。クモの巣を払って、クリスタルを磨く。)ーっ、3-25照明作業終了。(作業をしたことを記録用紙に書き込む。)……向こうの方が、騒がしい?(オドンが立ち上がり耳を廊下の奥に向けてじっと凝視している。のを見て首を傾げる。) (08/06-22:50:58)
ビニア > ……え、まさか、看板を見ていない……(廊下の奥から現れたのは、いかにもないでたちの数名の男達であった。)これって……。(作業中のエンカウントは事故と同じ扱いとなっている。つまり、労災の対象となる。)え……。(男たちは彼女の姿を見ると抜刀したり、なにやら呪文を唱えだしたりと、危険な状況になってきている。)ま、まって、私は、作業員、一介の作業員、ほら、社員証もあるし……(首からかけたカードを見せる。)あー、こんな姿だからって、モンスター扱ってのは差別だよ。(涙目になりながら訴える。)……ここの規約で、戦闘員以外と戦闘すると出禁になりますよ。私が怪我した場合はその補償も発生しますよ。え、見るからに魔族って、……こういう生き物なんです。(脚立から降りてヘルメットを脱ぎ捨てる。)角があって、尻尾もあるけど、魔力もなーんにもないからね。力も見たまんま。……にーさんたちなら、剣なんてなくても勝てるよ。(きっと睨みつける。)そして……、口にできないような事をすることも……。(じわっと涙ぐんでくる。) (08/06-23:19:50)
ビニア > (涙ぐんだ目で冒険者を睨みつける彼女を護るように仔猫と仔烏が彼女の前に立つ。)……(無言でじっと睨みつける彼女に何かを感じたのか、冒険者たちは剣を納め、ため息をついてその場を去って行った。)ーっ(彼らが去ったことを確認するとそのばにぺたんと座り込んでしまう。)怖かった……、ありがと……(仔猫と仔烏をぎゅっと抱きしめる。)……これ、危険手当つくよね。つかないとおかしいよね。(ぶつぶつ言うとゆっくり立ち上がる。)まだ、消火設備と照明の点検と清掃がのこっているから、行こうか……(脚立をリアカーに乗せるとトボトボとリアカーを引いて、次の点検場所に向かうのだった。) (08/06-23:34:47)
ご案内:「地下神殿を思わせるダンジョン」からビニアさんが去りました。 (08/06-23:34:49)
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