room40_20220122
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」にエリクシエルさんが現れました。 (01/22-16:43:15)
エリクシエル > (春の気配がしたような気がして―――訪れてみたものの、そこは見慣れた修練場……とは言え、ずいぶんと、館には足を運んでいなかったので――それに、以前はここで暮らしたこともあったせいか、なんだか、懐かしい景色に感じられる。) (01/22-16:45:03)
エリクシエル > (何日か前なのだろうか―――ここで、明るい春の気配が発せられている気がして―――残留オーラのような何かを無意識に感じたのだろうか……物柔らかな表情の、そして、何処か掴んでも掴み切れない、儚げな容貌の、黒衣の女性はゆるりと修練場の石畳を見回している。) (01/22-16:47:56)
エリクシエル > (全体的に、存在感も、色味も薄いこの女性は、淡くくすんだ色合いの赤髪に、修道服か喪服のような黒ローブの姿も相まってか、幻想の世界に生きる住人のような雰囲気を醸し出していた――そこには色なく、ただ、清らかさ、ただ、透明さ、ただ、儚き美しさだけ。けれど、柔らかな優しい雰囲気もあるせいか、それはいわゆる「真善美」である、と言い表せなくもない気がする。) (01/22-16:51:17)
エリクシエル > (不意に言葉を紡ぎ出す、歌うように――この寒さの中で、独り舞う春の気配に惹かれるように……。) (01/22-16:53:05)
エリクシエル > 春の気配を求めて (01/22-16:53:29)
エリクシエル > あなたは、私を通り過ぎてゆく (01/22-16:53:47)
エリクシエル > 散り椿の影で、私はあなたが去る姿を見送っている (01/22-16:54:09)
エリクシエル > (フゥ……と、吐息が漏れて、軽く沈思するように俯いた後、再び顔を上げて、詩を紡ぎ出す。) (01/22-16:54:38)
エリクシエル > 絶望を知ったあなたの心には (01/22-16:54:51)
エリクシエル > きっと春のあの光は意味があるはず (01/22-16:55:06)
エリクシエル > どうか生きてほしい (01/22-16:55:27)
エリクシエル > 暖かな季節に目を向けてほしい (01/22-16:56:01)
エリクシエル > あなたの歩む彼方でアザレアが咲いている (01/22-16:56:24)
エリクシエル > 愛の光に抱かれながら、幸せそうに (01/22-16:56:34)
エリクシエル > 今のあなたになら (01/22-16:57:00)
エリクシエル > あの光の意味がわかるはず (01/22-16:57:16)
エリクシエル > どうか、迷わず、進んでいって (01/22-16:57:28)
エリクシエル > (詩を紡ぐ様子は、何処か愛おし気で、切なげで、儚さの中に透明な瑞々しい想いが溢れているようで――瞳は潤み、声は透明ながらも誰かに寄り添うようで、まるで心という名の土地に染み込んでゆくようで。) (01/22-16:58:43)
エリクシエル > はだれ雪の中で (01/22-16:59:16)
エリクシエル > あなたが私から去る姿を見送っている (01/22-16:59:53)
エリクシエル > 寒さに凍えながら歩み続けるあなたを見送りながら (01/22-17:00:41)
エリクシエル > 幸せになって欲しい――と…… (01/22-17:01:19)
エリクシエル > 何度も、私は、そう願った (01/22-17:01:42)
エリクシエル > (ほぅっ…と、大きく吐息を吐くと、荒れ果てた石畳の景色は、相変わらずの寡黙に彼女を見つめ返しているけれど、何処か、満ち足りたような穏やかな雰囲気になっていて。) (01/22-17:03:10)
エリクシエル > 季節を重ねる度に……想いも、重なって行くのよね……。(淡い雰囲気で瞳を細めながら、ふ、と囁くように想うことを紡ぐ。) (01/22-17:05:40)
エリクシエル > 私たちは、冬から去っていくけれど……きっと、次の冬は……私たちにとっては、まったく別の意味を持つようになっているのかもしれない……。(瞳を閉じながら、深く物思いに沈み込むような面持ちになりながら、静かに言を重ねる。) (01/22-17:06:57)
エリクシエル > もしも、あなたにとって、冬は厳し過ぎたのなら……(瞳を閉じたまま、静かに……それから、柔らかく瞳を輝かせて…)今度は、あなたにとって、冬が優しくて、幸せで、楽しい季節に……そうなりますように。(微笑みながら、切々と、暖かさに溢れて、溢れて、言葉になって想いが溢れて来るように、紡いで、紡いで、それから、半ば瞳を閉じて、優しい眼差しの半眼になりながら、両手を組み合わせて――祈る。) (01/22-17:11:12)
エリクシエル > (――あなたの冬は厳しかったかもしれないけれど、次の冬は…幸せな冬になりますように、楽しい冬になるますように、暖かい冬になりますように、誰かと繋がれる冬になりますように――) (01/22-17:12:26)
エリクシエル > (――たとえ厳しい冬でも、あなたの傍には祝福が一緒にいてくれて、共に手を取って歩けます様に――) (01/22-17:13:05)
エリクシエル > (そう祈っていると、瞳が潤み過ぎてしまい、少しだけ目元を拭って。) (01/22-17:13:37)
エリクシエル > (そして―――彼女の去った後には、寡黙な石畳の景色だけが残るが――彼は、なんだかとても清々しい様子で……しばらくは、此処を訪れる者たちに、そっと静かな祝福を、人知れずに送るようだ――) (01/22-17:15:33)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」からエリクシエルさんが去りました。 (01/22-17:15:37)
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