room53_20220401
ご案内:「クレヴィスの街 -裏通り-」にヒューナさんが現れました。 (04/01-22:23:51)
ヒューナ > (元の生物を見れば確実に食欲は失せるが、それを知らなければ食欲をそそる匂いと空腹時には殺人的な美味を提供してくれる串焼き屋の屋台の屋根の上に寝ころびながら、街のあちこちで繰り広げられるバイオレンスなシーンを眺めている。)ほんに、物騒になってきおったのう。人というモノは・・・、度し難いものじゃ。(小さく呆れたような声を出す。) (04/01-22:31:10)
ヒューナ > 物理的に強うなっても、飢えたらどうしようもないじゃろうに。(ふーっとため息をつく。)力より、銭が欲しいのう。(ぽいっと屋台の屋根から飛び降りる。)オヤジ、客足が今一つのようじゃな。(ちょいと湿気た面をしているオヤジを下から偉そうに見上げる。)わらわが力を貸してやろうか。(ポイっと屋台の上に飛び上がる。)そんなに、銭はいらんぞ。串焼きを5本ほどと酒瓶一つで手を打つぞ。(自信ありげに話しかける。) (04/01-22:45:41)
ヒューナ > 何をするか、と、ふふふ(疑問を投げかけるオヤジに不敵な笑みを返す。)ここで、わらわにその串焼きを振舞うが良い。なーに、悪いようにはせんぞ。騙されたと思って、一本差し出せ。(オヤジに手を差し出す。オヤジは首を傾げながら串を一本渡す。それは、彼女の背丈より少し高く、串刺しにされた肉の量は彼女の体積を凌駕しているように見えた。)この値段で、このぼりゅうむとは、なかなかの太っ腹じゃな。(己の身より巨大な串を肩で持つとたっぷりと塗られたタレの匂いを嗅ぐ。) (04/01-22:54:25)
ヒューナ > このタレが少し焦げた所の香りが何とも言えぬ、わらわはこれを言葉にすることはできん。(匂いを嗅いでから、ぺろりとその部分を舐める。)ーっ、美味とはまさしくこの事を言うのじゃな。物の味が分かる身体になったことをこれほど有り難いと思ったことはないぞ。(顔にこぼれんばかりの笑みを浮かべる。)わらわは、料理についてはよう分からんが、このタレが只者ではないことは分かるぞ。(オヤジを驚愕の表情で見つめる。) (04/01-23:00:04)
ヒューナ > では、いただこうかのう。(少し焦げた所にかぶりつく)ーっ(咀嚼しながら悶絶する。)な、なんじゃ、オヤジ、何をしよった。わらわが口にしたコレは……(大声で叫ぶとガツガツと肉に齧りついていく。その姿は懸命に葉を齧る芋虫を彷彿とさせた。)う、さ、酒をよこせ。早ようせいっ(いきなり齧るのを止めると、オヤジに向かって叫ぶ。その勢いに押されたオヤジが酒を注いだグラスをそっとヒューナの横に置く。)おおお、匂いで分かるぞ、良いものをもっておるではないかーっ(ぱーっ顔に歓びがさく裂する。) (04/01-23:17:08)
ヒューナ > ーっ(足元に串を置いて、グラスを両手で抱えると反り返りながら酒を煽る。確実に己の体積を越えた量を飲み干すが、体型は全く変わっていない。)おおお、この酒と、この串、二つが出会い、まるで解剖台の上でミシンとこうもり傘が偶然出会うぐらいの衝撃じゃぞ。(真顔でオヤジに語りかける。先ほどからのヒューナのオーバーアクションに行き交う人たちが足を止めて、屋台の上のちっこいのを凝視している。)……オヤジ、まさか、この味を手に入れるために、良からぬモノと契約なんぞしておらんじゃろうな。わらわとしては、美味いものを口にできるなら、それもアリじゃと思うぞ。(残りの串をすごい勢いで頬張り、そしてグラスの酒をバックドロップするかのように反り返りながら飲み干す。) (04/01-23:25:10)
ヒューナ > ふーっ、何とも凄いものを味合わせてもらったぞ。これから、暫くはこの味が忘れられそうもない……、わらわは、なんと恐ろしいモノを口にしたのじゃ……(屋台の上にぺたんと座り込んでしまう。)じゃが……、満足じゃ……(そのまま、その場に横たわり、気持ちよさそうに眠りだす。) (04/01-23:32:14)
ヒューナ > (この一連の騒ぎで、できた人の輪から1人、ドラゴンのような尻尾を生やした赤髪の少女がすーっと屋台に近寄る。)おじさん、一本ちょうだい。(少女は小銭を手渡すと串焼きを手にする。そしてためらうことなくその場でがぷっと喰らいつく。そして嬉しそうな表情を浮かべる。これが決定打となり、人の輪が崩れ、屋台に乗せられた者が殺到する。) (04/01-23:41:23)
ヒューナ > ……売れたじゃろ。(商品が売れ切れた頃合いを見計らったようにむくりと起き上がる。)で、先ほどの報酬を……、全部売れてしもたのか……(いつの間にか尻尾の少女が屋台の前に立っている。)で、物は相談じゃが。現ナマでも良いぞ。(オヤジはその言葉に拒絶したような表情を浮かべる。)ふふ、そう来ると思うたわい。(ポンと尻尾の少女の方に飛び乗る。)さっきのやり方は逆の効果も持たせることができるのじゃが、試してみるかの?(にやりとオヤジを見つめる。) (04/01-23:45:50)
ヒューナ > ……払わんと言うなら、この子が恐怖のナイアガラリバースをこの屋台にぶちまけるぞ。(少女は口を開けて指を突っ込んでいる。オヤジの顔に恐怖の色がにじみ出てくる。)尻尾からも分かる通り、この子は人ではないぞ。普通の少女がぶちまける量なんぞ、こやつからしたら雀の涙程度もないぞよ。さ、売上全部とは言わん。1割じゃ。ん、悪い話ではないぞ。わらわたちと手を組むのも、吐しゃ物まみれになるのもお主次第じゃ。どうする。(オヤジが今日の売り上げのおおよそ1割を屋台の上に渋々置く。) (04/02-00:01:11)
ヒューナ > 素直が一番じゃ。(屋台の上に飛び乗って、コインを一つ一つ、胸にしまい込んでいく。)どうせ、大量に売れ残るのは目に見えておったからのう。あのタレ、ただ辛くすればよいというモノではないぞ。果物系の甘味があっても良いとおもうぞ。(少女の方に飛び移ると、その場から逃げるように走り出す。)……美味い美味いとは口にはしたが、あれは大概じゃったからな。あの場留まれば、エライことになるぞ。食い物の恨みほど恐ろしいものはないからのう。(人通りが少なくなった頃、多くの人たちの怒声をウサミミがとらえる。)……まずかったかのう……(とりあえず、あの辺りにはしばらく寄り付かなくするのが良いと思うのであった。)この銭で、今夜は布団で寝られるぞ。(尻尾の少女に嬉しそうに話しかけると彼女もにこりとして大きく頷いた。今夜は寒風に耐えなくてもよさそうである。) (04/02-00:09:36)
ご案内:「クレヴィスの街 -裏通り-」からヒューナさんが去りました。 (04/02-00:09:40)
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