room52_20221218
ご案内:「クレヴィスの街 -北区の憩いの広場-」にエリクシエルさんが現れました。 (12/18-14:57:24)
エリクシエル > (クレヴィスの街は広い――けれど、それだけではない、と思う。) (12/18-14:58:21)
エリクシエル > (思わぬ所に迷い込むことがある――物理的には在りえない区画が存在していたり、少し時代が違うのでは…?と思うような通りに迷い込むことがある……時狭間の世界と同様の力が、ここでも働いているのではないだろうか?と、首を傾げたくなる時があるけれど、一応は、今の所は、そういう場所に迷い込む気配はない――) (12/18-15:00:14)
エリクシエル > (昨日に引き続き、クレヴィスの北の展望台を目指して、彼女は街中の通りを歩いていた――午前中は用事を片付けて、午後からはずっとクレヴィスの街を歩いて――今度は治安の悪そうな場所へと迷い込まないように、明るく分かり易い道を選び――そのせいか、ずぶんと遠回りになってしまってるような気がする。) (12/18-15:03:03)
エリクシエル > (昨日は、西周りでクレヴィスの北を目指していたけれど――今回は東から回り込んで見た―――そのせいか、ずいぶんと人通りのある……にも関わらず、右に曲がったり左に曲がったり、北へと進んではいるけれど、やたらとカーヴの多い通りを歩き続けている――車両用の通り、でもあるのだろうか……?馬車の類が多い気がする……もしかして、頼めば相乗りさせてくれたりするのだろうか……?) (12/18-15:05:47)
エリクシエル > (この辺りは、背の高い建物が多い――それから、朱い石造りであったり、はたまた白亜の石で築かれたものであったり――住宅のような様子もあれば、事務所か何かなのだろうか、という風体のものまであり――そのせいか、自然が少ない気がするけれど、そんな景色もまた珍しい――大きい建物が、いっぱいで、人もいっぱい、馬車もいっぱい――都会だな、と思う様子。) (12/18-15:08:43)
エリクシエル > (光が強いのが印象的――今日は、寒いけど、冬の太陽が眩く輝いていて、人も、建物も、白く光を返して、まるで濃厚に色付けされた絵画を見ているかのようで、目を見張るものがある――自然の空気や緑色が恋しくなる景色だけれど、こんな所にも綺麗なものは存在していると気が付いて、ホッと息をついた。) (12/18-15:10:42)
エリクシエル > おや…?(ふと、歩き続けて行くと、白く眩い都会の景色の向こう側に、なんだか賑やかな雰囲気の場所が見えて来て――あれは噴水……?出店があり……カフェだろうか…?食事をする所がある……表に椅子やテーブルが並び――休憩のためのベンチ――子供たちがはしゃいで遊び、身なりの良い紳士がくつろぎながら、新聞を読んでいる。) (12/18-15:13:45)
エリクシエル > いいですね。休憩には丁度いい……♪(嬉しそうに微笑みと共に声を弾ませる。慣れない道を、ずっと迷いながら、人に尋ねながら歩いてきたので、そろそろ一休みをしたい所――もっとも、これだけ時間をかけてしまった……展望台まで、辿り着いてもずいぶんと遅くなってしまう気がして、少しだけ表情が曇りつつ。)……うん、その時は、また。(出直せばいい、と、瞳を半ば閉じながら頷いた。――焦ることなんて、何もないのだから。) (12/18-15:17:05)
エリクシエル > (疲れたので糖分補給がしたい欲求が出て来てしまう――困った事に――でも、空腹感は彼女は感じない―ーただ、生きてるだけでいいのなら、2でも3日でも、食事をしなくても飢えているとは感じない……ただ、考えたり、動いたりするのが辛くなったり、億劫になったりはするわけで……そういうわけで、屋台に並んでいる食べ物に、無意識に視線が吸い寄せられてしまう……。)……っ(唐突に首をふるふると振って。)((いえいえ、ここで食べるわけには……焼きそばパンなんて食べたら、私……わたし――))(食べ物は身体にあったものでなければ、と、空腹に負けないように、胸の前で両手を握りしめて、口元を結び、意志を固める。誘惑に負けてはいけない。) (12/18-15:21:51)
エリクシエル > せめて、焼き栗とか、影響のない食べ物にしなければ――(なんだか、歩みも緩慢になり、本当に身体にエネルギーが無くなっているのだな、と、実感しつつ、自分が食べられるものは本当に置いてないのか、と、屋台をちらちらと眺めては、らしくない食べ物に釣られてしまいそうになり、首をまた、ふるふると振ったりしている。――お腹が空いた、とは言わない、けれど、力が出なくて、やはり辛いのだ。) (12/18-15:24:38)
エリクシエル > じゃがバター……バターを頂かなければ、食べられます――チョコバナナーーバナナだけ頂けないでしょうか――クレープ……ちょっと甘すぎて今は……。(色々な屋台を覗いては、真面目な顔で品定めしている。口元に手を当てたり、両手の掌を握りしめて我慢したり、小首を傾げて悩んだり、と、ベジタリアン―ーしかも、植物性の食物のみを取りたがるタイプの……には世知辛い風景ではあるものの、クレヴィスはまだ恵まれている方で、よかったな、とも彼女はほのかに思った。) (12/18-15:28:28)
エリクシエル > ……!(彼女の表情は、輝いた。瞳がきらきらしている。) (12/18-15:29:02)
エリクシエル > (そこは、パイナップルを串刺しにしただけのものを置いてある、パイナップル屋台……否、串パイナップル屋台……きらめく禿げ頭の、世の中の全てに疲れて皮肉な表情を浮かべた親父さんが、愛想も何もなく、串パイナップルを販売していて―――) (12/18-15:31:01)
エリクシエル > あなたは神様です――(屋台に近づくなり、胸に敬虔そうに手を重ね合わせて、眩いばかりの笑顔で、たおやかに恭しく頭を深く下げてお辞儀をした。皮肉めいた顔の親父は、ギョッ、とした顔になる。)私に、そのパイナップルを、御一つ頂けませんか…?(お財布をいそいそと出しながら、節度を守ろうと控え目さを何とかキープしてる笑顔を浮かべつつ――串パイナップルを売ってくれるように親父さんにお願いした黒衣の、修道女を彷彿させる、フードを被ったローブのこの女性――聖性を醸し出し、清らかな何かを纏った彼女に、何か奇妙な何かに遭遇したような表情で親父は固まっている。) (12/18-15:35:51)
エリクシエル > (親父は、数秒の後――その間、彼女はにこにこと感謝に満ちた笑顔を親父に向けている――復帰した親父は、不愛想に値段を告げて、それに、彼女は嬉しそうに「はい」と返事しながら――まるで彼女の言う所の、神様に、感謝の捧げものを捧げるように、代金を恭しく差しだして、皮肉めいた顔の屋台の親父は、さらに不気味…というか、異質なものを見る眼差しを彼女に向ける。端的に言うと、親父は引いている。) (12/18-15:39:33)
エリクシエル > どうも、ありがとうございます――(王族から宝物を賜ったかのような所作で、丁寧に串パイナップルを一本、頭を下げながら両手で受け取ると――)あなたに全ての善き神々の祝福が、ありますように。(と、まるで天使が舞い降りたかのような清らかで優しい微笑みを、なんだコイツと言うような眼差しを無言で向ける店主に、心からの感謝と祝福を彼女は送りつつ、もう一度頭を下げて屋台を後にした――彼女は、救われたのだ――少なくとも、彼女の気持ちの中では。) (12/18-15:43:38)
エリクシエル > (広場の中央にあるベンチに腰掛けると、ゆるゆると――大切に、大切に、串刺しされたパイナップルを小さく齧り、じっくりと、ゆっくりと咀嚼している――彼女は幸せだった――なんで夏でもないのに、パイナップル?と、読書好きな彼女の頭の中にある知性な部分が首を傾げているのだけれど、それはそれ、これはこれ……美味しい、美味しい。)……美味しい。(と、口からも気持ちが零れてしまい、隣のベンチの人の視線を感じて、口元に思わず手を添える。独り言の癖は実は子供の頃からなのだ。) (12/18-15:48:05)
エリクシエル > (ゆらり、ゆらり、ゆらり――何か、暗い”ゆらぎ”を感じて、幸福な天使そのものの表情を浮かべていた、彼女は、目を瞬かせると、不意にそちらの方に目を向ける。) (12/18-15:51:00)
エリクシエル > (人が行き交い――きちんとした服装の紳士が多い――仕事人が多い通りなのだろうか……?かと思えば、買い物帰りの婦人たちがお喋りしていたり、子供たちが追いかけっこしていたりする――オープンカフェ的な屋外の席で、老人たちが昔話に興じていたり――眩いばかりの冬の太陽に照らされながら、この明るい広場に――”暗いゆらぎ”が?……彼女は、その風景に大きく目を見開いてから、視線を細めて目を凝らす。) (12/18-15:53:59)
エリクシエル > (買い物帰りの婦人の背後に――ゆらり、と、気配なく近づく、粗っぽい長髪の青年――表情が奇妙で――視線の焦点が――その手には……刃物?…―――っ!)<<ビュッ!>>(反射的にパイナップル串を投げる――まだ半分しか食べてないものの、杞憂でなければとても危険だ、と、直感的な判断で行動に出た。ただ串を投げただけではない、彼女にはサイオニック能力――超能力的な力があるので、テレキネシスの力を発動することが出来る。) (12/18-15:58:09)
エリクシエル > (ぱっ、と立ち上がると、天使語の書かれた銀の指輪を嵌めたその右手を、空へ――天へと素早く掲げて。)――エィス・リアー・エィス(あえて言うならば、空から光へ、光から空へ、無限なるものよ、だろうか――神秘を統べる権能を与える文言が、魔術媒体たる銀の指輪の文言と共鳴し、彼女に魔術を行使する力を与える――魔術なしの能力では、まだ弱い――力を高めなければ、と。)……ッ(婦人に刃物を突き立てようとしたその刃物の絵に強化されたテレキネシスで、パイナップル串が上から下へと圧をかけて、刺させまいとする。) (12/18-16:05:53)
エリクシエル > <<ググググ……>>(魔術まで込めたテレキネシス……念動力での妨害……に、一瞬は怯んだ奇妙な表情の青年は、それでも抗うように刃物を婦人の背に突き立てようとする……動く、動く……。)……っ。((なんで、こんなに強い……?操られている……?強化されている…?))(魔術を維持して、パイナップル串で婦人を刺させまいとしつつ、このままでは確実に惜し負ける――接近したら、自分も力で押し負けてしまいそうで ――。)……あぶない……から……っ、にげて、ください……っ(丈夫で良い作りの串だけれど、もう限界が近いかもしれない――だから、気づいて欲しい、と、婦人たちに、そして、周りに向かって声を張り上げる。) (12/18-16:11:38)
エリクシエル > 「きゃぁぁぁぁぁーー!」(と、婦人たちは絹をも切り裂かんばかりの悲鳴を出しながら、その場から逃げ出して、広場の周りにいる者たちも、なんだなんだと注意を向ける。「ウアァアアァァァッッ!」何が彼を突き動かすのか、全身を迸る何かに任せて青年は身体を震わせると、次の獲物を求めて噴水の傍にいる人々に駆けだした。)――なに…?まさか、憑依……?(様々な情報が、彼女の鋭敏な感知能力に対して飛び込んできて、そんな言葉を漏らしながら、次の魔術を選ぶべきだと頭を回す。) (12/18-16:16:59)
エリクシエル > アイテリア・ワラ・カスラ――アス・エハ・スタナ・カスラ(エーテルの女神に魔法語で呼びかけて、空属性の無垢なるエネルギーを右手に収束してゆく――そうしながら、狙いを定めるように、ベンチに座る人々に駆けて行く彼に滑らかな足取りで斜め歩きで近づいて―――その瞬間。)<<ブゥンッ、ブゥンッ>>(音のような、音ではないよな、不思議なうねり音が響いて、何か白い光の塊のようなものが、青年に、二つ程、彼女の翳した右手から放たれて、それが当たると、青年は身体をくの字に曲げ、さらには顔を仰け反らせ――彼女が放ったエーテルブラスターとでも言うべき衝撃波を受け――”何か、が、青年の身体から、一瞬だけズレて”)((……??まさか、本当に憑依?))(疑問が確信に近づいてゆく。) (12/18-16:27:25)
エリクシエル > (エーテルブラスターの攻撃から、持ち直した青年は、忌々しそうに彼女を睨みつけると、一般人とは思えない速力で駆け出し――広場は既にパニック状態になり、人々はあちらこちらへと逃げ出して、子供が転んで泣き叫び、母親が半狂乱で子供を助けに行って「だれか、だれか自警団を呼べ!」等の声が上がり――)……はやいっ……(もはや人間の所業ではない何か、と確信した彼女ではあるものの、この青年を傷つけずに無力化するのは難しいのでは……?と、思い、手段に躊躇う。) (12/18-16:31:44)
エリクシエル > (青年が逆手で刃物を振り上げて、彼女に突き立てようと迫るが、横に彼女はふわりと流れてそれをいなす――が、すぐに、ぐるんと青年は身体の向きを……獣のような速さで変えたかと思うと、また、彼女に刃物を突き立てんと振り上げては下ろす。)……なっ…やっ……<<<パン、バン、パシィッ>>(喧嘩殺法上等、な少女時代の経験が功を奏してか、迫る刃物を持つ手に、横手から掌で打ち据えて、迫る青年を電光石火の手捌きで再びの掌での打撃で胸を打ち据えて、その隙に距離を取るために後ろに跳び退る――が。)((やっぱり、すごい腕力――まともに、こんなの続けられない……。))(今は上手く行ったが、立ち位置や態勢に因っては、押し負ける押されが十分にある手ごたえを感じて、背筋に寒気が走った。) (12/18-16:38:53)
エリクシエル > エイ・スィス・リアー……。(詠唱をしながら、後ろに逃げる――出し惜しみはしていられないものの、この距離感で出来る魔術は限られていて――)アイテリア・ダス・アス・ナルシャム――アス・ヴァウ・ワス・リティア(エーテルの女神に乞い奉る、貴女の恩寵が、私に力を与えて、我が魂は輝くだろう――と、空属性の女神に詠唱を捧げながら)……ッ、く…っ、ぁ…っ(不意に伸ばされた手を払いのけ、また伸ばされて払いのけ、だが、その次は強引に押し切られ、ローブの喉元を両手で掴みあげられ、苦悶の声をあげ……。)正体を……っ(現わせ…っ、と言わんばかりに、二度目の……より高位な詠唱詩が空属性の力を、広く――深く――強く――小さく――凝縮し……彼女の両手に凝縮し。) (12/18-16:45:44)
エリクシエル > <<ブゥゥゥゥゥン――ーッッ>><<ドッッッッ―ーッッッ>> (12/18-16:46:46)
エリクシエル > (空属性の衝撃波は、まるで爆発するように放たれた―――エーテルの――バーストブラスターと言うべきか、白光が眩く彼女の両手で膨れ上がり、ローブを掴みあげた青年の胸にそれは押し付けられ、一気に放たれて、彼女が被っていたフードが勢いで後ろに流れて、その面が露わになる。)<<ザザァッ!>>(青年は勢いに飛ばされ―――彼女も掴まれたローブごと巻き込まれそうになり――何とか踏みとどまり――そのせいで服が裂け――青年は広場の石畳に転がるものの、それよりも、そこから出て来た半透明な何かの方が問題だ。) (12/18-16:53:48)
エリクシエル > 【【邪魔をシテクレタ―――セッカク、嘆キト恐怖を喰ラウ、絶好ノ機会デアッタノニ】】(それは笑っていた――そして、彼女に思念で語り掛けて来る。) (12/18-16:55:51)
エリクシエル > (そして、再び青年の身体に入ろうとするのを――――)<<シュゥゥゥゥゥウ~~~~~~~~~>>(裂けたローブの喉下の辺りを片手で庇いながら――彼女の華奢なその身から、膨大な白い靄が噴出して辺りに立ち込めさせる――いわゆる、エクトプラズムと言う半霊半物質の生体エネルギーで――)逃がしませんよ……彼を傷つけさせるわけにはいきませんから――(これは、霊が仮初めの身体を構成する材料として使われる――そう、その、憑依した”何か”を、半物質の中に閉じ込めるつもりだ。) (12/18-17:00:19)
エリクシエル > 【【馬鹿メ!!我ニ肉体ヲ与エルトハ!愚カナリ!!】】 (12/18-17:01:07)
エリクシエル > (白い靄が治まった後に現れたのは―――美しくも禍々しい蒼白い毛並みの雄山羊の魔物で―――両手をピラミッドに眠る王のように交差させたかと思いきや、その立派な両の角と、双眸が鋭く蒼く輝いて――。)―――ッ((あの姿、まさか、不味い、です―――))(呪文。間に合わない。けれど、最低でも、と、短く詠唱し、両手を突き出して、魔法の盾を展開した。) (12/18-17:05:25)
エリクシエル > <<<ジャッ、キッ!!!>> (12/18-17:05:43)
エリクシエル > (魔力に因る、青い光の刃の斬撃が、彼女に向かって放たれた――逃げるわけにはいかない、まだ、人は残っているのだから―――) (12/18-17:06:54)
エリクシエル > ―――………ッッ、……くっ……はっ……っ(一瞬だった――半透明な白い魔法盾を砕いて――その圧で、両手の関節が危険な方へと曲がり――そのまま、彼女は広場の奥へと、まるでボールのように打ち飛ばされて行った―――)<<ガシャァァッ……!!>>(屋台の荷物をなぎ倒し、さらにその奥の方へと飛び――広場から彼女は姿を消した。) (12/18-17:11:05)
エリクシエル > (((((((((((((((((((((((()))))))))))))))))) (12/18-17:11:32)
エリクシエル > (その後……暴れまわる御山羊の姿の悪魔のような魔物は、駆け付けた自警団に討伐される……。) (12/18-17:12:36)
エリクシエル > (怪我人や死傷者はなく――無事、クレヴィスの平穏は守られることとなった――) (12/18-17:13:24)
ご案内:「クレヴィスの街 -北区の憩いの広場-」からエリクシエルさんが去りました。 (12/18-17:13:34)
ご案内:「クレヴィスの街 -北区の裏路地-」にエリクシエルさんが現れました。 (12/18-17:15:06)
エリクシエル > ………。……ぅ……。(目を開いた。――どうやら……仰向けに倒れている……?辺りは暗い――街灯の光……?でも、遠い所からの光のようで……記憶が飛んでいる……今日は、確か、展望台で景色を眺めて過ごす予定……の、はず……。全身が、痛い……?……っっ)……なっ……い、たっ……ぁぁ……っ……。(両腕の関節の痛みに、思わず悲痛な声が口から洩れて、苦悶の表情を浮かべて、仰向けに倒れたまま、身じろぎ。) (12/18-17:18:03)
エリクシエル > (いつも想う――治療魔法は、人を癒すことの出来る素晴らしい魔術だけれど、自分を治すに当たっては、集中が大切な魔法であるにも関わらず―――こんな激痛に苛まれては……。)……は、はぁっ……は、はぁっ……。(涙を滲ませながら、冷静な意識は呼吸法を開始する……鋭く苛む感覚に負けない意識の状態を確保しなければならない――ボロボロで、喉下辺りが大きく裂けていて、乱れた黒衣姿の女性は、いびつに曲がった両の腕ののままに――詠唱を、頭の中での詠唱を、開始した。) (12/18-17:22:15)
エリクシエル > ((プレーナ……プレーナ……ワスタラ・アス・プレーナ……プラクス・エヴァ……リヴィア・エヴァ………デオニ……デ……あ、…っ……プレーナ……プレ…っ……))(詠唱を始めるものの、途中、激痛が走って、頭の中の詠唱が途切れ、途切れになり……時々、息を詰まらせ……苦悶に首を振りつつ身体を震わせて……) (12/18-17:26:54)
エリクシエル > <<フゥゥーーー………>>(ふわりとした優しい音のような音でないような何かが囁くように響き―――真っ白で柔らかな光が、彼女の胸元から全身に広がってゆく―――透明な……けれど、暖かいような……?白き光に彼女は包まれた。) (12/18-17:28:39)
エリクシエル > (関節が戻り、一先ず痛みは引いたので……。)………。(むくりと起き上がり、薄暗い裏路地の軒の壁に、力尽きたように座り込んだまま、その背を預けた。) (12/18-17:29:46)
エリクシエル > は、ぁ………。(か細く、疲れた様子で、吐息を吐いた。それから、特に何をするでもなく、ただ、ただ、ぼぅっ、とする。) (12/18-17:30:25)
エリクシエル > (ぼんやりと、あれから、どうなったのだろう……?と考える……この自分の有様から、夢、と言うことはないはずで……あの魔物は……?広場の人は……?辺りは静かで……此処は何処だかわからなくて……。) (12/18-17:31:54)
エリクシエル > (夜。辺りは――とても暗い――月明かりを見上げて――半月でもなく、三日月でもない月の形に気付いて――)……あなたも、何かに成り切れない、と、感じることが、……あります、か……?(月が、そんな事を想うことはないと思いつつ、何気なく、問いが口元からか細く零れる。) (12/18-17:34:48)
エリクシエル > (もしかすると、誰か傷ついてしまったかもしれない……誰か命を落としてしまったかも……??確かめたいと思うものの、色々なものを使い果たして、傷ついて、身体が言う事を聞いてくれない――――心も、体も、想いの通りには動いてはくれない……のは、まるで外側の現実と同じで……。)((よく、周りを変えるのではなく、自分を変えるのだ、と言うけれど、……なんだか、残酷にも想えますね……?わたしは、努力が、足りません、でしたか…??))(そう想うと、項垂れるように、顔を俯かせて――) (12/18-17:37:26)
エリクシエル > (静かな夜が、過ぎて行く―――) (12/18-17:37:46)
エリクシエル > (クレヴィスの平和は今日も守られて―――夜は、平和だった―――) (12/18-17:38:12)
ご案内:「クレヴィスの街 -北区の裏路地-」からエリクシエルさんが去りました。 (12/18-17:38:14)
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