【容貌】 色白で小柄な青年風貌。 目付きが悪く、解り易い不良顔。 紅色の瞳、顔の真ん中に横一文字の傷と、頬にも傷痕。 腰元まである長い銀髪を一つに束ねている。 背中に大般若の入れ墨を背負う。 また右肩から肘に掛けても『万億之勇魂我内在』の字を彫り込んでいる。 顔だけでなく、その体にも夥しい数の傷痕を刻む。
【服装】 黒い着流しの着物、同色の帯。 左耳に3つのリングピアス。 黒い足袋に外出時は下駄。
【性格】 無愛想で無慈悲、凶暴。 友好的と言う言葉の真逆を行く。 が、故あって心に『不殺』を固く誓う。
【戦闘能力】 龍の鱗をブチ抜く怪力、 命が尽きるまで立ち上がる精神力、 (決して頑強な方では無いのであくまで精神力。体の方が力尽きればそれまでである。) 身体能力は軒並み人のソレとは掛け離れてはいるが、 魔力の一切を持たない為、生身にソレを受けるとかなり応える様子。
特に秀でているのはその動体視力とスピードで、 敵の前後左右、果ては上下まで全方位に突然現れて 打撃する様なトリッキーな戦法を得意とする。
【武器/道具】
◇鉄刀
長さ1.5m程度の二本の長い鉄の棒。 (有体に言えば長い木刀をそのまま金属にした様な風。) 二本の柄尻の部分が2m程の鎖で繋がれている。 特殊な金属で設えてある上に龍の鱗でコーティングされており非常に丈夫。
質感は銀色の金属の其れだが、表面に透明なガラスの様な膜が確認出来る。 持ち手部分には鞣革が巻かれ、滑り止めの役割を果たす。
表面の特殊な加工により魔力を受け止める、打ち返す事が可能。
卍が霧の竜に発注し得た逸品。
◇マガタマ 禍を招く珠。
『生命力』を吸い取り『魔力』に変換する。 使う物の『器いっぱい』の魔力を産むが、 用途に拘らず一度に一回分しか使えない。
使い手は生命力を吸い取られ子供帰りを起こし、 最低でも丸一日はそのままの姿で過ごす事になる。
魔力の属性は使う物の『心の色』を反映し、 卍の場合は『黒い炎』を作り出す。
【場所】
◇怪仏庵 時狭間のある世界から『扉』を介して行き来が出来る。 何人でも立ち入る事が可能、意図して訪れるか、迷い込むのか。
ある国。 周辺の住民が決して踏み入る事の無い、怪異が住むと言われる山の奥。 仏像とは世辞にも言い難い、どちらかと言えば物の怪の類と言った方が適当であろう 恐ろしい木彫りの像が何万何千と雑多に並べられた、異様な地が在る。
その中央には堂が立ち、10m四方程度の堂内にも、 3m程の大きさの『狗像』が三体、『六尾狐像』が一体、『僧鬼像』が一体、 1m程度の『鬼人像』が24体安置されている。
◇ベンチの丘 時狭間と同じ世界に存在する。 見通しの良い丘の上に、木蔭を生む一本の大きな樹と、忘れられたベンチが一つ。
【NG事項】
NG:無敵キャラ 確定逃げします。ご了承下さい。 |
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