【基本的な外見】 精悍な顔、耳元を覆う程に伸びた黒髪、首や腕は老木のように堅牢そうな筋肉の壁が張り巡らされているように見える。 焦げ茶色の瞳は鋭く研ぎ澄まされた眼差しで、感受性のある者には幾多の困難を潜り抜けた者が持つ強い光がその奥に見て取れるかもしれない。 全体的に中肉中背よりやや痩せているように見えるが、服に覆われてない手足等から、見た目以上に腕力や体力があるだろうことが察せられるだろう。
・服装について
黒いシャツか白いシャツの上に、胸とわき腹辺りにポケットがついている茶色のレザージャケットを着ている。 年季の入った雰囲気で所々にそぎ落とされたような跡があったりする。 下は青ズボンで、革程ではないにせよ、そこそこ頑丈そうな作りになっている様子。 靴は茶色のレザーブーツを履いている。
・武装時の外見
頑丈で装甲がやや厚い革鎧を着ている。 胸当て、肩当、肘当て、腕当て、膝宛、すね当てと、体のほとんどを防御している。 その上から砂色の革マントを羽織っている。
砂色のマントの背面にはいくつかの金具が取り付けてあり、片手半剣や円盾、鉄兜などが取り付けられている。
鉄小手は両手に装着。
長剣は左腰に、小剣は右腰に帯剣している。 鉄兜は大体は盾と一緒に背中に下がっている。
【武具・アイテム】
・以下の武装、アイテム類は常に所持しているわけではなく、必要に応じて持ち出している。
#アイリアマ(マインフレーム改)/魔法のバスタードソード
バスタードソード。黄金色の柄に燃え盛る宝玉の意匠が施されている。 切れ味と強度を向上させる魔力を帯びている。さらに使い手の精神の力で魔法の炎をまとう。 常に自ら魔力を補給し、魔力波を帯びているが、必要に応じて魔力反応を消せるが、その際は全ての強化魔法も停止する。 また、使い手の意思に応じて、魔力波の強さを高め、さらに威力を増すことも出来る。
#リルウォーネ(エヴァライズ改)/水霊宿りしロングソード
鉄灰色の長剣。三日月のような鍔を持ち、その刃は鋭い。 刃が折れる等の損傷があっても時間をかけて再生する能力を持っている。 水の霊力を利用して鍛造された剣であり、水霊が宿っていて、刃に高速で循環する水を纏わせたり、鉄砲水を噴射したりすることが出来る。
♯マジック・バックラー(ゼーベックの盾改) ・超合金で作られた小型の丸盾。 ・非常に硬い素材で作られていて、剣やハンマー等の通常武器で破壊することはほぼ不可能 ・火炎を吸収し、エネルギー源に転用する。 ・魔力の力場を発生させ、前方からのあらゆる攻撃を遮断する。例えば武器での打撃、魔力の礫、稲妻、炎など、物理的、霊的に打撃を与える攻撃を遮る。
ショートソード ・使いこまれた一般的なショートソード。 ・特徴としては格闘戦に耐えれるよう頑強さと重さがややある。 ・基本的には通常のショートソードと大差なく手軽に扱える。 ・大抵は良く手入れされ、切っ先等は特に鋭い。
レザージャケット ・所々擦り切れ、色あせているため、年季を感じさせる。 ・防護能力が多少あり、弱い斬激や打撃ならば無効化可能。
へヴィレザーアーマー: ・重革鎧。特殊加工により、鋼の鎧に引けを取らない強度を持つ。 ・全身鎧。胸当て、背面当て、肩当て、膝当て、腰、腕、手など、ほぼフルセットで全身を革装甲で保護する。 ・鋼鉄製ガントレット装備時は手装甲は無い。
ガントレット: ・鋼鉄製の篭手。 ・主に手の甲や指の外側を鉄板で防護する。 ・手の平等は厚布で、通常の手袋の生地。
ダークウッド製ミディアムクロスボウ: ・中型の折り畳み式の石弓。 ・弓部はダークウッドという特殊な素材を使用し、過度な引き絞りにも耐える頑強さがある。 ・専用の魔法矢を装填・発射が可能。 ・鉄板を貫通する程の威力があるが、装填に腕力が必要。 ・深く引き絞れるタイプで、非常に早い速度で太矢を飛ばせる。 ・付属の巻上げ機を仕様すれば、装填に必要な腕力が軽減される。 ・巻上げ機を限界まで引き絞ると、石壁を穿ち、深く潜り込む程の恐るべき威力になり、速度も向上する。
機械式リピートボウ: ・巻き上げ機を巻く事で、矢を自動装填し、引き金を引くだけで発射できるクロスボウ。 ・矢の設置板の上部の弾倉が交換弾倉になっていて、簡単に矢を補充できる。 鉄板を貫通するまでは行かないものの、衝撃を与えて重いボディーブロー的なダメージを与える程度の攻撃力がある。
魔法矢リスト
・ファイアスプレッド :着弾、または時限式で火炎を撒き散らす。 ・サンダーバースト :着弾、または時限式で雷撃を放射する。 ・フリーズ :着弾時に周囲を凍結。 ・ウィンドホーミング :風の力で目標をある程度追尾する。 ・アンチマジック :弱~中レベルの魔法を無効化/弱体化する。
投擲用ダガー: ・投擲に適したスローイングダガー。4本程度所持。
スローイングアックス: ・小型の投げ斧。2~4本程携帯している。
煙筒: ・煙幕用の小筒。 ・投擲用だが、クロスボウに装填して使用することも可能。
油瓶: ・燃料油だが、火炎瓶として攻撃にも使用。
ポーション類: ・キュアウーンズ:肉体の損傷を治療するエネルギーの入った水薬。軽傷なら瞬時に回復する。 ・レジストパワー:肉体の浄化機能を活性化するエネルギーポーション。毒や病の状態回復の効果。
【能力/技能】
○ 身体能力 ・大岩を持ち上げ、投げつけられる程の筋力。 ・鋭い感覚を有し、騒音の中でも微細な音を聞き分ける、人ごみの中で目的の人物の顔や姿を苦もなく明確に知覚できる。 ・持久力、スタミナが高い。常人に比べて体力の消耗率が低く、睡眠を取らずとも数日間活動でき、その間一定の速度で走り続けることがも出来る。 ・直感、インスピレーションを受けやすい身体。例えば殺気や戦意等を感じやすく、危険な状況を予知できる。 ・暗視能力。暗闇でも明確に状況を見定めることが出来、月明かりでも僅かにあるならほとんど視認に不都合がない。 ・肉体の変化に敏感で、身体の異常や混乱に敏感。毒物や有毒ガスなどが体内に入る可能性があればすぐに気づく。そのため、食物でも悪質なものを食する事に抵抗を感じる。
○ 戦闘技能
● 剣術 ・小刻みなスナップでも渾身の一撃で叩き付けたような、材木を深くえぐるレベルの重い一撃を放つ。 ・全力で突き込みを行うと、放たれた長弓かそれ以上の威力で、衝撃波を伴った突進突きを行える。 ・防御行動からのカウンターが滑らかで、大抵の重い一撃、早い一撃にも対応して、さらに反撃に転ずることが出来る。 ・全力の横薙ぎの一撃にて、動く巨大な石造の足や、ゴーレムの足を切断した経験があり、タメを効かせた攻撃を放った場合、受け手に十分な力量がない場合は、防御したとしても非常に強い負荷を受けて、吹き飛んだり、腕などを痛めて使い物にならなくしたりすることが出来る。 ・目にも止まらぬ鞭で打つような素早い剣打で、相手を翻弄する。その速さは1秒を数える間もなく敵を切りつけ、次の攻撃を放っているレベル。
● その他 ・格闘戦は打撃技や、短剣を使用しての取っ組み合いを得意とする。 ・神速の鉄拳。恐るべき速さで重いボディブローを打ち込むのが得意。姿勢を一瞬低くする事で事前察知出来るが、いつ発動するか予測できなければ、対応は一流の戦士でも極めて困難。 ・クロスボウの速射が得意。高速で装填、照準、発射をする。 ・機械式リピートボウを疾走しながら使用可能。命中精度は比較的高く、静止した的ならばほぼ命中する。 ・短剣や手斧の投擲の精度が高い、ストレートな投擲の他、空中に投げつけ、落下時に敵にぶつける事も可。 ・槍での戦闘は可だが、剣よりは不慣れ。 ・馬上戦闘にて槍を使用しての突撃、もしくは剣を用いてすれ違い様に斬撃を放つ等にある程度習熟。 ・重装備でも気配をかなり殺して行動することが出来る。 ・ほぼ完全に気配を断ち身を潜めることが出来る。
○ 探索技能 ・索敵が得意。特に傭兵や兵士等と言った軍事関係の戦闘員の発見能力が高い。 ・足跡、野営後などの痕跡を利用しての追跡と索敵が可。 ・魔法の発動や、魔法を自らにかけられる事に関して敏感に察知する。 ・トラップ発見能力。慎重に行動すれば隠蔽された落とし穴や、超細目なワイヤートラップも感知する。ルーン文字等を利用した罠への理解も有り。 ・簡易的な錠への開錠技能。または錠・扉などの破壊技能。
○ 必殺の一撃
『シューティング・エッジ』剣の技。長弓から放たれた矢のごとく、敵に飛び込み、懐などに石壁すらも穿たんばかりの剣による刺突攻撃を行う。 『シューティング・バースト・エッジ』ある条件を満たした場合、上の攻撃に加え、さらなる威力と、衝撃波を伴う一撃に変貌する。 『イーグル・ハンティング・フォール』振り上げた刃を、前方に踏み込ながら痛烈に切り下ろす。 『ワールウィンド・アタック』大剣による技。まるでつむじ風のように大剣を渦巻状に回転させながら、かなりのスピードで前進し、それによって敵を蹴散らす。 『ビッグロック・クラッシャー』大剣技。タメを行うことで、大岩を破壊しかねないほどの強力な剣撃を叩き込む。 『ブレード・ストライド(デス・ストライド)』二刀流の技。敵の合間を疾走し、左右の敵に対し剣撃を見舞う。疾走と剣撃が調和しなければ失敗するため、基本的には実力的に優位な複数の敵を素早く片付ける事に用いる。 『クラブ・カッター』二刀流技。左右に構えた剣で、敵を挟み込むように攻撃する。命中の瞬間、腰の重心を後ろに傾けることで威力を割り増しするため、静止が必要になる。 |
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