room03_20241225
ご案内:「森の中の開けた場所、泉のほとり」にアステル☆さんが現れました。 (12/25-23:57:40)
アステル☆ > (星海の底を揺蕩う妖精は、地上に願いの残滓を見つけた。) (12/25-23:57:52)
アステル☆ > (星光の妖精。Wish Bringer と呼ばれる彼女である。一度見つけてしまえば、見なかったことにはできない。大地(ジオ)の願いを叶えるのは妖精にとって自然の好意である。) (12/25-23:58:55)
アステル☆ > (ジオと大地の区別がついてない? そんなことはない。ジオ(100%)か、ジオ(大地(0.00...01%))と比重での区別がついている。) (12/25-23:59:30)
アステル☆ > (だから、ジオに対してであれば100%のところ、大地に対しては0.00...01%の善意を向けるのだ。それは妖精の悪戯が悪意感知に反応しない所以でもある。) (12/26-00:00:01)
アステル☆ > (――泉のほとりを中心として、その周辺に星光が降り注ぐ。) (12/26-00:00:19)
アステル☆ > (幸あれ。健やかに育ち、種よ栄えよ。と、妖精は泉のほとり周辺(半径500m)と、それを取り囲む森の間に緩衝地帯(幅50m)を持つボーダーレスな境界を敷く。) (12/26-00:01:10)
アステル☆ > (変化は静かに訪れた。) (12/26-00:01:20)
アステル☆ > (泉の近くの巣で眠っていた小動物は、自然な活動として『朝』に目をさまし縄張りの見回りに赴く。) (12/26-00:01:39)
アステル☆ > (おかしな点は一つ。泉のほとり周辺は朝なのに、緩衝地帯の向こう側、木々を透かし見る森の奥は夜の帳が下りている。) (12/26-00:02:12)
アステル☆ > (小動物は違和感を感じつつも緩衝地帯を外へ歩く。……森の奥は夜の帳がおりたまま、変化はない。) (12/26-00:02:37)
アステル☆ > (小動物は泉のほとりを振り返った。朝の景色は既に夕焼けの赤みを帯びて、見る見るうちに暗くなり、空に星が瞬いた。) (12/26-00:03:11)
アステル☆ > (異変である。) (12/26-00:03:20)
アステル☆ > (小動物は泉のほとりを二度見して、三度目に凝視した。夜になったのは見間違いか目の霞みだったのか? 泉のほとりは朝を迎えている。) (12/26-00:04:01)
アステル☆ > (森の奥へ振り向き直す。……こちらに異変は感じられない。最初に見たまま、夜のままだ。) (12/26-00:04:25)
アステル☆ > (小動物は夜の森へ駆け出した。 泉のほとりでは『何か』が起きている!) (12/26-00:04:40)
アステル☆ > (小動物は遠く離れた夜の森から、泉のほとりを観察した。) (12/26-00:04:55)
アステル☆ > (――泉のほとりは、今や光に満ちていた。) (12/26-00:05:17)
アステル☆ > (夜が来て、朝が来て、また夜が来る。その間隔は見る見るうちに小さくなっていく。) (12/26-00:05:43)
アステル☆ > (光の明滅と共に歪む景色が、大気圧の急激な変動を小動物に教える。) (12/26-00:06:02)
アステル☆ > (ウォーターカッターさえ遅く思える豪雨が土砂の様に降り注ぎ、しかし泉も森も溢れることなく豪雨を受け止めて大気へ還元していく。) (12/26-00:06:56)
アステル☆ > (凍える様な冬の寒さに豪雪が落下し、ほっとする様な春の暖かさに幻の様に豪雪が消え、雪を割った新芽が嘘の様に枝葉を茂らせ、紅葉と共に大地に降り積もる。) (12/26-00:08:08)
アステル☆ > (これらが通常の時間流速の中で起きたなら、極光は大地を深く穿ち、空気は激しく対流し、穿たれた大地の穴を広げただろう。) (12/26-00:09:15)
アステル☆ > (だが、そうなってはいない。泉のほとりとその周辺は、この異変の中にあって静謐であり続け、種が栄え、健やかに育つために必要なエネルギーが供給されているのである。) (12/26-00:10:30)
アステル☆ > (時が加速する。小動物の目は、昼と夜の明滅が120fpsを越えたあたりで夜を見ることができなくなった。) (12/26-00:11:12)
アステル☆ > (泉のほとりやその近くに巣を構えていた動物たちは、自然な活動の上で森へ出て、異変を示す泉のほとりを遠巻きに観察していた。) (12/26-00:12:03)
アステル☆ > (皆、行動半径の比較的広い動物たちである。) (12/26-00:12:21)
アステル☆ > (行動半径の狭い蟻などの虫は、泉のほとりで自分達の生を謳歌していた。) (12/26-00:12:34)
アステル☆ > (泉のほとりに添えられた種は、加速する時の中で芽生え、成長し、樹となって花開き、実を結び、種を生し、朽ちていく。時間流速の差は最大で外界1秒に対し、内界1年に達した。) (12/26-00:13:36)
アステル☆ > (外界の時間にして一時間。全てを光に還す様な極光は泉のほとりとその周辺を包み続け、始まりと同様に、静かに境界は解除された。) (12/26-00:14:51)
アステル☆ > (内界と外界の時間流速が一致する。) (12/26-00:15:15)
アステル☆ > (動物たちの目の前には、樹齢数千年に及ぶ大樹が聳え、その中央に深く澄んだ泉を湛える『太古の森』があらわれていた。) (12/26-00:15:41)
アステル☆ > (これ以上、異変が継続しないか疑いながら観察し、やがてそろり。と、動物たちは一歩を踏み出した。) (12/26-00:16:54)
アステル☆ > (『三千年の安寧』の完成を見届けて、妖精は宇宙と大地の境界を滑り落ちていく。) (12/26-00:17:45)
ご案内:「森の中の開けた場所、泉のほとり」からアステル☆さんが去りました。 (12/26-00:17:54)
::::  PbsChat v2.7改変版  ::::