room17_20230818
ご案内:「白亜の海岸」にサヌキさんが現れました。 (08/18-17:26:33)
サヌキ > (きゅぅーん、きゅるるるる、と小さな音が夕暮れ時の浜辺に響く。白い砂浜に、何処からともなくぬるりと姿を現したのは、3メートルはあろうかという8本足の大きな獣。砂浜と水平に浮かせた長い尻尾がゆらゆら揺れて、少しだけ丸みを帯びた耳がぴくぴくと波の音に合わせて動く。) (08/18-17:27:53)
サヌキ > (ふ、と持ち上げた顔には布の面。そこから覗く鼻先が、すんすん、と潮の匂いを嗅いだ) ……お腹空いたぁ。(きゅーん、きゅるるるる、と悲しい腹の虫が鳴く。踏み締める砂が肉球の間に詰まるのも、ふさりとした毛並みに絡むのも、心持ち嫌そうにぷるるるるっと身震いをひとつ) (08/18-17:30:33)
サヌキ > (それから唐突に、ずぼ、と目の前の砂に鼻先を埋めた。もそもそ、もそもそ、鼻を使って砂を掻き分ければ、何か美味しいものなど発掘されるのではないかしら) 【ぷよんぷよんした生き物が横切っていきます】 (08/18-17:32:10)
サヌキ > (瞬きをするような、ほんの僅かな間のこと。ぷよんぷよんした生き物は、もうそこには居なかった。布面の下から、ちろりと覗いた真っ赤な舌が、尖った牙の並ぶ口元を舐める。) ちっくとよくわかんなかったねぇ?(ねぇ、なんて誰にともなく首をくんにょり傾けた。) (08/18-17:35:08)
ご案内:「白亜の海岸」にスゥさんが現れました。 (08/18-17:36:48)
サヌキ > (8本ある足の一番前、前足と呼ぶべき一本を使って、さこさこと今度はあんよで砂を掻き分ける。何せこの大きな身体、もう少し、食い出のあるものが欲しいのです。) 【≪チョッキン!≫(ヤドカリに挟まれちゃった!)】 (08/18-17:37:52)
スゥ > (潮風の匂いがする。どうやら海が近いらしい。と風の吹く方へ歩みを進めてみる。日傘はそろそろ畳んでいいだろうか。お肌の曲がり角を過ぎたから少し心配。 聞こえてくる波の音にかさ、と植物をかき分けて海辺を見やる。 ……なんかいる、ぞ?) (08/18-17:39:02)
サヌキ > キャイン!(大型犬の悲鳴にも似ていようか、ヤドカリに前足を挟まれた獣は、そんな声を上げた。ぶんぶんと挟まれたあんよを振りながら、それでも耳はぴくりぴくりと動く。物音がする。それは美味しいものかしら。) (08/18-17:42:12)
スゥ > (なんか鳴いてる……なんだあれ、なんだあれ。海の生き物ではないぞ…と目をぱちくり。しかしデカい。離れていて比べるものも無くわかりにくいが大分デカい。 気づかれないうちに退散しようかな…と、踵を返そうとして) …ぅひゃ!? (自分の日傘に蹴っ躓いて転んだ。) (08/18-17:45:05)
サヌキ > (ぐりん、っと獣の顔がそちらを向いた。布で隠れた瞳は見えない。それでも、その顔はスゥの方向を見ている。振っていた足の動きも止めて、獣は残り7本の足を動かした。ぬるりと、長い巨体は真っ直ぐにそちらへ向かう。) (08/18-17:49:16)
スゥ > (転んで思いっきり服越しに膝を打ち擦りむいた。しばらくは立てない痛みだ。)ひっ…(振り向いたらなにやらぬるっとこちらを向いている。おおきい。 顔は見えないけれど、それがなんだかわからない生き物なのはよーくわかる。咄嗟に本で頭を守り、刺激しないようにじっとしている。少し震えているけど。) (08/18-17:53:09)
サヌキ > (逃げない。動かない。であれば、近付くことは容易でしょう。白い獣は当然のように、近くまでやって来る。仄かに鼻をくすぐる鉄錆に似た匂いに、ぺろり、と布面の下で赤い舌が覗いた。蹲ったスゥの顔を覗き込むように、にゅぅ、と白い獣が顔を寄せるよ。) もし、そこのおぜうさん。ボクは悪い獣ではないのですけれど、ちっくとお願いを聞いては頂けません? (08/18-18:00:11)
スゥ > (ぎゅっと目をつむっているが、近づいてくる気配がする。)………んぅぅ…ん、ふ、 …は、はい? (08/18-18:06:59)
スゥ > (ぎゅっと目をつむっているが、近づいてくる気配がする。)………んぅぅ…ん、ふ、 …は、はい?(人の言葉だ、交渉の余地はあるぞっと少しだけ警戒を解く。思ったより優しいお声だったり?でも顔が近いと怖いな…ちら、とそちら見遣り。) (08/18-18:08:30)
サヌキ > わあ、嬉しい。優しいおぜうさん。(疑問形だったかもしれない「はい?」は、承諾の「はい」として処理された。にゅい、とスゥの前に差し出されるのはヤドカリがくっ付いた前足) これをね、ひっぺがしてボクの口に入れて欲しいのです。(簡単でしょう?とでも言いたげに、獣は鋭い牙の並んだ赤い口をぱかりと開けた。その声は、ゆったりとした青年のものに感じるだろうか、少なくとも敵意を持って話している風ではないよ。) (08/18-18:11:48)
スゥ > ……ぇ、ええと、やどかり…?(簡単でしょう?と優しく言われて口がぱかりと開けば、わー大きいお口ですねって一瞬固まる。こわい。 敵意はなさそうだが… 恐る恐る前足のヤドカリに手を伸ばす。)い、痛かったらごめんなさいね?(よいしょっとヤドカリひっぱり。そろり、腕を持ってかれないように白い獣の口に入れてあげたいな。) (08/18-18:16:39)
サヌキ > (ヤドカリを引っ張っても、今度は大型犬のような悲鳴は出なかった。それを口に入れて貰ったらば、ぱくりと大きな口が閉じる。パリッとスナック菓子でも噛んだような音がして、獣の喉がごくんと動いた。) うんん、ありがとう、おぜうさん。でも食い出がねぇ、心もとないね?(明るく告げた感謝のあとで、そんな残念そうな声と一緒に、にゅるんと首を傾けて、布の向こうからじっとスゥを見ている気配がするだろうか。顔の距離は近いままだよ。) (08/18-18:21:17)
スゥ > …ぁ、ぁぅぅ……(ひょっとして、非常にお腹を空かせていらっしゃる? すりむいた膝は綿の生地のドレス越しに血を染み出している。 布越しに、めちゃくちゃ見らせてる気が、する。)……ひ…(立ち上がろうとしたが、大人が本気で転ぶと、ひり向いたところ以外もめちゃくちゃ痛いんですよね。立ち上がれないでいる。) (08/18-18:24:48)
スゥ > …ぁ、ぁぅぅ……(ひょっとして、非常にお腹を空かせていらっしゃる? すりむいた膝は綿の生地のドレス越しに血を染み出している。 布越しに、めちゃくちゃ見られてる気が、する。)……ひ…(立ち上がろうとしたが、大人が本気で転ぶと、ひり向いたところ以外もめちゃくちゃ痛いんですよね。立ち上がれないでいる。) (08/18-18:25:28)
サヌキ > ありゃ、大丈夫?(すんすんと鳴らした鼻先を血の滲む膝のあたりに寄せてから、ちょんちょんっと鼻面で腕に触れたりなどしようとするよ。それから少ぅしだけ考える素振りを見せて) ねえ、おぜうさん。ボクはとても善い獣なのですけれど、ちみっとだけ傷を見せては貰えません?ね?(なんて、顔を覗き込んでくる。) (08/18-18:31:54)
スゥ > ひぇぇ…(びくびく。 声は優し気だけどやはり目の前にするとデカいしこわい。)ぅ、ぅ…んぅぅ…(こくこく頷き、震える手でスカートを膝が見えるぐらいまでめくり上げていく。 こえぇ。) (08/18-18:34:36)
サヌキ > (傷が露わになれば、その血の匂いも増すような。たらーっと、獣の口から一筋の涎が垂れた。) ね、おぜうさん。ちっくと舐めさせては貰えませんか? ええ、大丈夫ですとも、ボクは善い獣ですから。一瞬だけですとも、ええ。(そんなことを言い出した。背後では長い尻尾がゆうるり、ゆうるり、揺れているよ。) (08/18-18:37:41)
スゥ > (よだれを垂らす様子に、あれ?これはやはり食べられてしまうやつでは…? とびくびくしている。) ……ほ、本当に 一 瞬… ?(震える声で聞き返し。ああああ、なんかもう自分で善い獣だと言っているのが胡散臭く感じてきたよぉ!!と涙目になっている。) (08/18-18:40:49)
サヌキ > ええ、勿論ですとも。一瞬、おぜうさんが瞬きをする間に終わりますとも。(こっくり、こっくり、頷いて見せる。その声音は相変わらずゆったりとしたもので、ちろりと覗く獣の牙は白く、舌は真っ赤だよ。) (08/18-18:43:37)
スゥ > …んぅ…(こわい、こわい。 なんかもう、一瞬でこの恐怖から逃れられるのならばどんな結末でも良いのでは?と思い始め。) …そ、それなら、どうぞ…?(ぎゅっと目を閉じ、スカートの裾を掴み。やるなら一思いに、と。) (08/18-18:46:15)
サヌキ > (承諾を得たならば、獣はにゅぃっと傷口に顔を寄せた。目を閉じたスゥには、何から大きな舌で傷をべろんっと舐められた感覚だけがあるだろうか。特殊な体質でなければ、傷は治りはせずとも血が止まり、擦り傷特有のヒリヒリした痛みもぴたりと止まるよ。) ありがとね、おぜうさん!やっぱりヒトの血が一番美味しいねぇ!(ぱやっ、ぱやっ、と獣の喉からそんな浮かれた声が出る。) (08/18-18:51:42)
スゥ > (ぎゅーっとおめめをとじていたけれど、滑っとした感触があった後は膝の痛みがなくなっている。 まあ、転んだ衝撃を受けた身体の別の部位は痛いが。)………は、はぁ…… (とりあえず人の血は美味しくいただくんだなぁ、と思いつつ能天気な声にへたりと地面に手を付け俯く。) (08/18-18:55:12)
スゥ > (ちなみに血から魔力なんかを摂取できるタイプの生き物ならばとても栄養価を感じる血液だと思うよ!) (08/18-18:56:37)
サヌキ > ねえ、おぜうさん。とっても美味しい血を貰ったお礼をしないと。(とっても栄養価の高い血でございました!布面でその顔は見えずとも、声音はすっかりとご機嫌だ。ふんふんと鼻面を寄せて、ちょんちょんと頭をつつく) お家までお送りしませうか?それとも、気に食わない輩の闇討ちのお手伝いを?(うきうき。そんなお伺いを立てませう。) (08/18-18:59:32)
スゥ > ……ひゃぅ!?(ちょんちょんされてビビりまくる。) や、闇討ち… は、間に合ってますね…… (おめめぐるぐるさせながら。もうどうにでもなーれ!)と、とりあえず…身体が痛くて立ち上がれなくて……(気がついたらすっかり真っ暗ではないかと。ぐるぐるおめめで考える。) (08/18-19:02:27)
サヌキ > わぁ、それは素晴らしきこと!(闇討ち間に合ってるぅ!もし布面がなければ、ニッコニコの8つの目が見えたに違いない。 立ち上がれないと聞けば突然、はむっ、とスゥの襟首を咥えて、ぽいっと自分の背中に乗っけてしまえるかな!もし乗ったらば、ふわふわぁの毛並みだよ。) (08/18-19:06:05)
スゥ > ぁわわ…(襟首を掴まれれば慌てて日傘を落としてしまう。本の方は両腕で大事そうにかい抱いていた。 乗った。超ふわふわしてる。 少し気持ちが落ち着いてくるかもしれない。)……ふ、ふぇ…… (08/18-19:09:34)
サヌキ > おや、いけない。(落ちた日傘は穴などを開けないように、優しくはむりと咥えたよ。そのまま、獣はとことこと歩き出す。行き先を指示すれば、ちゃんとそちらへ向かうようで、問題のないところまでスゥを送り届けられるかな!) (08/18-19:12:47)
スゥ > (どうやら本当に送ってくれるらしい、とびくびくしながらも道案内をして境目まで連れて行ってもらうようだ。 送り届けてもらえばお礼を言ってバイバイできるかしら。) (08/18-19:14:36)
サヌキ > (そんなわけで、スゥを無事に送り届けたら、バイバイしてぴょんぴょんとご機嫌に闇夜に消えていったのだとか) (08/18-19:16:04)
ご案内:「白亜の海岸」からサヌキさんが去りました。 (08/18-19:16:06)
スゥ > (すりむいた傷は治ったけど明日は全身筋肉痛なアラサーであった。 ……なんだったんだろう、あれ。みたいな顔してお見送りしたよ。) (08/18-19:17:47)
ご案内:「白亜の海岸」からスゥさんが去りました。 (08/18-19:17:54)
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