room52_20221211
ご案内:「クレヴィスの街 -時計塔前-」にエリクシエルさんが現れました。 (12/11-14:38:34)
エリクシエル > (クレヴィスの街は今日も賑わっている。一通りが多いのは勿論の事、多種多様な種族や職種、立場のものが行き交うこの街は、他の異世界には無いであろう、独特な街の情景を作り出している――この街で一番の高さを誇るこの時計塔の前も、そのような雰囲気で――黒衣を纏ったこの女性は、街のはずれからでも見つけることが出来るこの塔の存在が気になって、街人に道を尋ねながら、此処までやってきた。) (12/11-14:41:55)
エリクシエル > ――思ったよりも、大きい……。(街の通りを抜けて、大きな建物の前に相応しく、ひろびろと開けた空間にも目を見開くものがあるものの、街の時を刻み続けるその大きく、高い塔の荘厳な雰囲気に心打たれるものがあった。) (12/11-14:45:28)
エリクシエル > あっ……。(――上を見上げれば、大きな時計の針を、白い猫がひょいひょいと飛びながら横切って、建物の中にジャンプして行く様を、はらはらと眺めつつ――か細い声を思わずあげて。) (12/11-14:46:57)
ご案内:「クレヴィスの街 -時計塔前-」に老女さんが現れました。 (12/11-14:47:32)
老女 > おやおや、まーた、あの猫ちゃんかい。(ふと隣から響く声。見れば、高齢の女性――おばあちゃん――が一人時計塔を同じように見上げていることだろう。) (12/11-14:49:11)
エリクシエル > ぇ…?(おどろいて、不意に背筋がぴっ、と伸びた。)えぇと、いつもの事なのですか…?(隣に首を回して、フードマントを被った老女さんを見つめて――たまたまではあるが、こちらはいつものフードは下ろしているので、お揃いとはならなかった。)>老女 (12/11-14:52:12)
老女 > いつも…と言うわけではないけどねぇ。時々、あの猫ちゃんは時計台の上に登って、うえで日向ぼっこしてるのさ。で、帰るときは決まって時計の針を伝って帰っていく、と。お前さん、運がいいよ。今日は良いことあるかもねぇ。なんせ、たまにしか見れない場面だからねぇ。(ほっほっほ…と楽しそうな笑い声をあげよう)珍しいことがあると良いことがあるって言うんだろう? 今日は私もいいことありそうだよ。 (12/11-14:55:37)
エリクシエル > それはそれは……。(猫ちゃんが街一番の高さの建物の上で日向ぼっこする様を想像して、口元をほころばせて。)そうですね……運に恵まれて、うれしいですね…?(老女さんの言葉に柔らかな微笑みが浮かんで――そして。)((でも、どうして時々、屋上に……何か行きたくなるタイミングが……何か秘密が……。))(と、色々と推測してしまう性格らしく、頭の片隅で推理のネジが回り出した。カチコチカチコチ。) (12/11-15:00:22)
老女 > お前さんはここ初めてかい? ここの時計台はねぇ、中から登れるようになっててねぇ。上はなかなか見晴らしが良いんだよ。(そう言って見上げる)街の北にも展望台があるけど、ここも街全体を見渡せてねぇ。もう少し若けりゃ登るんだが、この年になるとさすがにねぇ。(聞かれてもいないの話し出すおばあちゃん特有のムーブ) (12/11-15:04:07)
エリクシエル > えぇ、…いつも遠くから見えるものなので、まえまえから気になっていたので……。(初めてかい?と問われれば、問われるままに穏やかにこたえて。)はい、はい……なるほど。(時計塔の中を昇れる事や、展望台の話に、真面目な顔つきで耳を傾けて、相槌を打つ。思えば、こんな風に街の奥まで街歩きしたのは初めての事なのかもしれない、こうして話を聞かせて貰うことも……。それを想うと、少しだけ口元がほころんだ。) (12/11-15:07:57)
老女 > なるほどねぇ。この時計塔は、クレヴィスの街でも特に目立つからねぇ。(街のほぼ真ん中にある高い建物。気になるのも当然の事だろう)私が若かったころは、良く旦那と待ち合わせて、上で夜景を眺めたものさ…。(懐かしそうに目を細める) (12/11-15:11:10)
エリクシエル > はい。なので、いつも気になっていました。(特に目立つ――地元民としても、そう想えるものなのかもしれない。こくり、と頷いて。)待ち合わせ……。(老女さんが若かりし頃に、旦那さんと夜景を眺めている様子を想像して、淡い笑みが浮かび、優しい夢に憧れるように目を細めた。)すてきな、所なのですね。(と、そんな想いの内を端的に感想として述べると、もう一度、上の方を見上げた。) (12/11-15:15:43)
老女 > 素敵だよぉ? なんていったって、あたしのお気に入りの場所だ。(視線は上へと向けられたまま)歳をとって登れなくなっちまったけど、どうしても上から見た風景が忘れられなくてねぇ。散歩に出ると、ついついここまで来てしまうのさ。最後に登ってから大分経つから、見える景色も昔とは違うんだろうねぇ。(見たところ、種族としては普通の人間のようだ) (12/11-15:20:15)
エリクシエル > ((それほどまでに――))(大切な場所に再び立つ事が出来ない事実を認識して、少しだけ額を寄せて面を曇らせる。)………。大切な、思い出の、場所、ですね。(僅かな間の沈黙の後、そっと鈴を鳴らすように、そんな言葉を紡ぎ出して、何を想ってか俯いた。) (12/11-15:24:42)
老女 > もちろんだともさ。私は生まれも育ちも、この街だからねぇ。ひときわ目立つ時計塔は、ひときわ目立つ思い出なのさ。まぁ、それを抜きにしても、この街は色々と起こるから飽きない街でもあるけどねぇ。(ほっほっほと、再び楽しそうに笑って)さて、寒くならないうちに私は帰るよ。旦那も待ってるしねぇ。お嬢ちゃんも、風邪を引かないように暖かくするんだよ?(そう告げて、ゆっくりとした足取りでその場を離れていくことだろう。やがて、人ごみの向こうへと見えなくなって) (12/11-15:31:03)
エリクシエル > ひときわ目立つ思い出――((そうなのかもしれない――))(と、街のどこででも、思い出を振り返ることができる……そんな場所なのだと、言われて気が付いて、ゆるりと隣の老女さんを見下ろして。)……はい。お話を、ありがとうございます。(深々とお辞儀をする。何か大切な想いの欠片を分けて頂いた心持ちで、けれど、何かできることがあったのでは…?と言う想いとで、複雑に想いの色が、心の水面の上で混ざり合いながら――両の手を――そんな想いと一緒に胸に抱くようにしながら、姿が見えなくなるまで老女さんを見送った。) (12/11-15:35:32)
ご案内:「クレヴィスの街 -時計塔前-」から老女さんが去りました。 (12/11-15:35:57)
エリクシエル > <<グッ……>>(胸に抱いた両手を握り込み、しばらく俯いて、胸の内で回り続ける想いに目をつむって浸り続ける――時々、通行人が迷惑そうに避けることに――普段なら気づくことなのだろうものの、それにも気づかずに、胸の内の水面を見つめ続けていた。) (12/11-15:40:21)
エリクシエル > (その表情は――明らかに感情が溢れかえっていて――溢れて、溢れて、そのまま本当に零れてしまいそうな――そんな表情を浮かべていて、時々、感情に聡い人たちが、通り過ぎ際に心配そうな目を向けたり、近所の女の子が遠くからじっと見つめたりしている――そのような外側の様子に気付かずに、瑞々しく暖かい想いをみなぎらせている。) (12/11-15:44:00)
エリクシエル > ((大切な想い出の場所――私も、見てみたい。))(不意にそんな想いが浮かんで、ゆるりと握り込んだ手を解いて下ろし、再び時計塔の高みを見上げて――日向ぼっこはもう良いのか、先ほどの猫がまた時計の針を伝い歩いて、ジャンプして建物の影に消えて行った。) (12/11-15:47:30)
エリクシエル > はっ……ぁっ……。(長い考え事のためなのか、胸に手を当てて、淡い吐息を吐くと、遠い遠い彼方の景色を儚く消えてゆく夢を――そういうものを見つめているかのようなそんな眼差しのままに、時計塔の方へと歩き出す。) (12/11-15:50:40)
エリクシエル > あの、時計塔を昇るための入り口はこちらですか……?(等と、その辺りの人にたずねて……老女の思い出の風景を求めて、彼女は―――) (12/11-15:52:11)
ご案内:「クレヴィスの街 -時計塔前-」からエリクシエルさんが去りました。 (12/11-15:52:14)
ご案内:「クレヴィスの街 -時計塔の展望台-」にエリクシエルさんが現れました。 (12/11-16:04:23)
エリクシエル > (長い長い昇り階段を昇りながら、彼女は考える――思い出に深く深く残るような景色とは、どんなものなのか――それとも、景色ではなく、愛の思い出があまりにも深いものであるが故の景色の美しさだったのか――それとも、本当に景色が綺麗で――こんなに高い建物なら、本当に街のどこであっても見下ろせるような――) (12/11-16:07:46)
エリクシエル > (昇り階段の要所に配されてる、明り取りのためなのか、景色を眺めるためなのか――窓から差し込む光は、本日の天気も相まってか、やや暗めの陽ざしが差し込んで――だんだんと、朱色に染まりつつあるだろうか。) (12/11-16:09:35)
エリクシエル > (時々、降りて来る人々に挨拶などをされて、挨拶を返したりしながら、高くなってゆく景色の様子を、時々、窓辺に近寄って眺めてみる――高い、あの休憩のために入ったカフェの屋根を見下ろして――通り過ぎた教会や――道に迷った時に立ち寄った自警団の詰所が遠くに見えて――) (12/11-16:11:54)
エリクシエル > (そうしてると、同じく昇っている人が追い付いてきて、息を切らせている――そうしてると、自身の身体がずいぶんと歩き慣れている――そして命の気や、マナに満ちている――そのことに改めて気づかされた。) (12/11-16:13:24)
エリクシエル > (黄昏がかった日差しを浴びながら、肩越しに振り返りつつ、息をきらせながら昇って行く人々を、曇りのない黄昏色の空のような澄んでいて――明るい瞳で――映していて――見送って――) (12/11-16:14:56)
エリクシエル > (上を望み――そして―――) (12/11-16:15:25)
エリクシエル > (長い――長い――階段を昇りきると、真っ先に窓越しに朱く染まるクレヴィスの半面を全貌する景色が瞳に映る――魔灯が灯されはじめて、主要な建物の辺りは、きらきらと光を瞬かせはじめて、メインストリートや、小道などにも灯が少しずつ、少しずつ――まるで、糸に数珠が通されて、光を受けて煌いていくかのような――その様子に瞳を見開いて、見入る。) (12/11-16:19:52)
エリクシエル > ぁっ、すみません……。(再び立ち尽くして、ふと、背後の気配がぶつかる寸前に、横に退いた――元々は、気配に敏感過ぎるくらいに敏感なのだ――謝罪に頭を下げて――それから、クレヴィスの街を一望せんばかりの展望台の窓辺に近づいて。) (12/11-16:22:22)
エリクシエル > (闇の帳が降りて行く度に、この景色は映えて行くのだろう――あれは、時々、立ち寄る市場の様子――上から見ると、なんて色とりどりの色合いの出店や、屋台の色使い――今日も人が賑わっていて――それにあれは公共サウナと言われるもので――確か、名前は「ククテッテ」大きな建物なので、気になってはいるものの、サウナに入った事はないので、足を向けたことはない――あれは、和風の建物で――旅館だった、はず――) (12/11-16:27:35)
エリクシエル > (だいぶ前に歩いた水路のある道の様子や、橋の様子も見える――常夜灯が完備されているなんて、なんて豊かな街なのだろう――等と想いながら、魔灯が灯り行く様を展望台の窓辺から見下ろして、胸元で手を握りながら、瞳を大きく見開いて、その街を見下ろす景色に見入っている。) (12/11-16:29:46)
エリクシエル > (あちらには中央広場が――その向こう側に、たまに向かうマーブル・ブレッシング・カフェが――冬のこの季節のせいか、何やらクリスマスやら、モミの木をイメージした飾り付けなどをしている街の景色も見えるだろう――これで雪でも降り始めたら、なんとなく素敵なムードになるのかもしれない。) (12/11-16:32:00)
エリクシエル > こんな景色を眺めながら――(窓に手をそっと当てつつ、夜景へと近づいていくクレヴィスの――街で一番の高さからの風景を――見下ろしつつ――ぽそ、ぽそ、と独りつぶやく。) (12/11-16:33:53)
エリクシエル > (左右に首を振れば、手を繋ぎながら景色を眺める男女の姿なども見られる事だろう――和やかに他愛のない話をしている二人もいれば、無心に景色を肩を並べて見つめている二人もいる――子供がお土産を買って!と、売店の前で母親を困らせている姿も見られる――観光客?もちろん地元民だけが此処を昇るわけではない――そう、自分のように。) (12/11-16:36:50)
エリクシエル > あぁ……大切な誰かと、この景色を見つめ続けて――きっと、帰りたくなくなってしまうかもしれない―――(誰にともなく、呟いて、染みわたる何かに目を細めて堪えながら、そっと吐息をついて、胸の前で手を握り合わせた――想いが溢れたり、何か不意に湧き上がると、つい、そうしてしまう、そんな仕草。) (12/11-16:40:14)
エリクシエル > 共に歩いていく愛しい人とは、きれいなものを共に見つめたい (12/11-16:40:55)
エリクシエル > 共に絆を誓い合った誰かとは、大切で特別な時を過ごしたい (12/11-16:41:18)
エリクシエル > 命が寄り添って暖め合うことができるのは、とても、しあわせなこと (12/11-16:41:38)
エリクシエル > そんな時、きっと、永遠を感じられる―― (12/11-16:42:31)
エリクシエル > 永遠だけが――ずっと、永遠に――残るもの―― (12/11-16:42:49)
エリクシエル > (大きな声ではないものの、不意にこぼれてゆく言葉の連なりに、少しだけ人の目が向く。) (12/11-16:43:33)
エリクシエル > (その視線を感じてか、そっと口元を揃えた指先で抑えてから、そのまま、しばらく展望台の黄昏の景色を眺め続けた――) (12/11-16:44:54)
エリクシエル > (もしも、あの老女さんが、この特別な景色をもう一度眺めることが出来たら、どうであろうか、と――) (12/11-16:46:05)
エリクシエル > (去り行く愛の儚さを想うのか――けれど、きっと、今でも燦然と輝いている、溢れる想いに気付いて――ーやはり、永遠を感じるだろうか――と) (12/11-16:47:11)
エリクシエル > ――大切なものは、ずっと、いつまでも、永遠に―― (12/11-16:47:25)
エリクシエル > (――永遠に、残るのだ、と――) (12/11-16:47:36)
ご案内:「クレヴィスの街 -時計塔の展望台-」からエリクシエルさんが去りました。 (12/11-16:47:40)
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