【ナインフレーム】


ナインフレーム、またはナインとは「神の業に匹敵する事情を発生させるもの」を指すものとして、中央ギルドが定めた兵器、武器などで、主に各地の伝承になっていたり、古文書に記されているような、古の時代の産物だ。



トピック①「知名度
トピック②「情報、認知度の少なさ
トピック③「ナインフレームの数
トピック④「現状のナインフレーム一覧
トピック⑤「アールナム・ディエン・ロヴヌ

【知名度】
ナインフレームという言葉は中央ギルド組織か、組織に綿密に関わった人物にしか認知されていない。
それ以外の人々の間では、伝承、伝説として個々のナインフレームについて伝わっている。
例えば、ナインフレームの一つ、「翼持つ剣」については「振るえば山を作ったり、花を自在に咲かせたり、同時に消し飛ばすこともできる」と言う「創造と破壊」の伝説として伝わっている。

【情報、認知度の少なさ】
前述の通り、ナインフレームという呼称は一般的ではない。
存在そのものも伝承として存在するが、御伽噺の域を出ないため、実在するものであると人々に認識されていない。
ナインに関する文献や遺跡は希少で、必ずしも文献や遺跡の両方が存在するわけではない。
結論としては、特定できる手がかりが非常に少なく、また現物を見てもナインと認識するのは困難である。

例えば、狐族の傭兵リューナスはナインのひとつである双振りの剣「紫空・陣衛」の刃を所持しているが、非常に丈夫な剣であるとしか認識していない。
この剣は使いこなすに相応しい者でなければ本来の力を発揮することが出来ないために、そしておそらくは、これを分析し、その本来の機能を見出す有識者が限られているために、「神の業に匹敵する事情を発生させるもの」と知ることが出来ない。

また、情報技術の発達が中世後期レベルのため(GM曰く江戸時代以前)、新聞等のメディアはあるものの、確実な情報は伝わらない。ナインの文献や遺跡、伝承などもその土地ではある程度知られているが、それらを集めて分析する等の試みはほとんどされていない。(中央ギルドのみである可能性が大)

【ナインフレームの数】
中央ギルドがナインフレームという概念を作り出した当初は9つ存在するとした。
現在は17の数が存在するとしている。

【現状のナインフレーム一覧】
【中央ギルドで認知されているナイン】
1.「アールナム・ディエン・ロヴヌ」(キレン国にて解析され、空中要塞ナイアントレイルの建造技術に利用された)
2.「翼持つ剣」(VDの舞台にした、リヴァルスに伝わる)

【まだ認知されてないナイン(設定としてあるのみ)】
3.「封印の書」(辞書っぽい厚みの古い本。夕闇キャラの術の師匠が持っている。)
4.「紫空・陣衛」の刃(狐亜人の傭兵リューナスが所持)

【アールナム・ディエン・ロヴヌ】
・アールナム・ディエン・ロヴヌについて

 カーナランとキレンの国境付近に存在する、山岳地帯で発見された大規模な鉱山「ヴエンスヘルブ鉱山」で発見された古代文明の超兵器。
その名前は鳥亜人族の古い言葉で「神を背に乗せる魚」。
 名前の指し示す通り、全長1kmにも及ぶ巨大な存在で形状は羽の生えたカジキに似る。
 どのような経緯で埋まっていたのかはわからないが、発見された当時は既に大破した状態で数千年は埋まっていたと推測されている。
 内部は既に死んでおりその構造や動力等不明な点が多いが、一部解析されてナイアントレイルの飛行技術に応用された。
 驚くべきことに装甲や内部は木材や生物の外骨格に近い素材で構成されている。