さ(12)



[77] ザ・スライム

 古代粘体生物。
 どれほどの歳月を生きてきたのか。そのスライムは山すら飲み込むほどの巨大さがあった。全てのスライムの祖などと言われることもあるが、真偽は不明。
 本気で動き出せば街一つどころか国一つ、下手をすれば大陸を壊滅に追い込みかねない程の危険生物。
 だが、基本的に地下深くに横たわり動くことはない。時折、触手のように末端を伸ばして地表の獲物を溶かすだけであり、それですら数百年に一度あるかないか程度の周期作業である。
 なんらかの外的要因で活動が活発化する恐れがあるので、基本的に触らぬ神に祟りなし。末端に出会ったモノは不幸だったとしか言えない。


ランク:S

サイズは測定不能。

[66] サンドエイ

部類:魔物/魚

ランクD

最大体長2mにもなる魔物。
砂漠を住処に縄張りを作り、2~5匹で群れを作り泳いでいる。口にノコギリのような牙を持ち、砂に擬態し獲物が通ると噛みついて引きずりこむ。また、逃げられると追いかけ麻痺毒のトゲを持つ尻尾で殴りつけてくる。

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ドロップ出来る物
皮:ざらついている。伸縮性があるので防具や道具作りに


研磨して罠の部品に

毒のトゲ
長さは最大25cmあるので、毒入りナイフ等の材料に。採取には毒に注意


アンモニア臭があるので、下ごしらえして臭いをとれば、干物として美味しい

[65] スコーピオン

通称:スコーピオン[Scorpion]

分類:魔物/虫系
危険度:D

サソリ。体長20㎝程のサソリ。
毒を持つ。
瘴気により多少サイズが大きく魔物めいた部分はあるが元はただのサソリの為、剣で刺すなりすればあっさりと倒せるだろう。
速度も然程早く無い上に、群で連携を取って襲ってくることも無く、こちらが逃げてしまえば追いかけてくることも無い。

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【出現数目安:1~5】

:落とす物:
サソリの目玉(死ぬと硬質化し、宝石の様な輝きを持つため、一部のマニアに人気・・・らしい。1個金貨1枚で買い取って貰える)
サソリの尾(猛毒を持つ。血清や毒、麻痺消しの薬になる)


[51] シャルロッテ・フェイク(ミニデーモン)

通称:シャルロッテ・フェイク?[Challotte Fake]
分類:魔物/魔法生物種
危険度:F(?)

プロフィール登録No19『シャルロッテ』を30cmほどに縮め、パンク風のいかにも小悪魔というような格好をしたモンスター
背中には小さな悪魔の翼付き

闇の集う場所の闇が来た人物を模倣し作り上げたモンスター
しかし、元にしたデータが悪かった
普段は気怠そうにふよふよと飛びながら徘徊し、見つけたらにやにやとしたちょっと腹立つ笑顔を浮かべながら近づいてくる
その後、何故知っているのかは不明だが、むかつく表情のままにそのCにとってほんのちょっと気にしている秘密を告げてくる(注:ガチトラウマは掘り起こしません)
例1:『貴方って、寝相悪いよね~ 隣で寝ている○○は……』
例2:『最近、食生活荒れてるよね~ 内臓は今どうなってるかな~?』

どんな攻撃も回避できず、どんなに弱い攻撃であろうと倒すことができる
しかし、攻撃がHitすると「や~ら~れ~た~」とか「ぬわ~~~~~」とか小馬鹿にしたような断末魔を上げて地面に落ちた後ぱっとドロップを残して消え去る
倒しても腹が立つモンスター

捕獲して何かの実験に使おうとしたりしても闇の集う場所から移動するといつの間にか消え去ってしまう

感知能力は非常に低く、静かにやり過ごせば気づかれずに済む

元データのCは一応無関係
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【ポイント】

・どんな攻撃も回避しない(出来ない)
・どんな攻撃でも倒せる
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【出現数目安:1】

:落とす物:
ノーマル:倒したCにとって黒歴史な事が書かれているメモ
レア:倒したCにとって小っ恥ずかしい瞬間(例:寝姿、料理の失敗等)が収められた写真

[50] シャドウゴースト

通称:シャドウゴースト[Shadow ghost]
分類:魔物/不死類
危険度:F~E

黒いマントをかぶり、全身が真っ黒な1mほどの子供サイズの魔物。
存在が無に近く、人の影を喰らって体力を削るという奇怪な攻撃法で襲ってくる。
なお、存在が影なだけに光には弱い。直接光を当てられたりするとそれだけで悲鳴を上げて消えていく。
対策法がない時はマントを奪ってしまえば逃げていくので、コツさえ掴めば苦ではない。
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【ポイント】

・体力を奪っていく
・光が苦手
・マントを奪えば逃げていく
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【出現数目安:1~3】

:落とす物:
半透明のドロドロ(銅貨10枚)、マントの切れ端(銅貨5枚)、シャドウゴーストのマント(レア)(銀貨50枚)

[44] ジャッカロープ

通称:ジャッカロープ[Jackalope]
分類:魔物/獣類
危険度:E

頭部にシカの角が生えているウサギの姿をした魔物。大きさは50㎝ほどのモノが多く、可愛らしい見た目の割に意外と気は荒い。
毛皮やウサギの種類は色々あるようで、大きな角が生えて気が荒い以外は普通にウサギ。が、油断すると結構痛手を喰らうので注意が必要。
比較的個体数が多く、毛皮と肉は需要があるので売れる。ハンターの獲物としてもよく狩られてるようだ。
また、稀に採れるジャッカロープの乳は万能薬になるため、高値で取引される。
酒のニオイにやたらと惹かれる性質のようで、普段から酒を持ち歩いてる冒険者は注意が必要である。その中でも特にウイスキーが好物のようだ。
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【ポイント】

・気性が荒い
・大きな角で攻撃をしてくる
・兎なので素早い
・兎なのでジャンプ力がある
・酒の匂いに寄って来る
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【出現数目安:1~6】

:落とす物:
ウサギの肉(銅貨10枚)、ウサギの皮(銅貨40枚)、鹿の角(銀貨5枚)、空の酒瓶(銅貨1枚)、ジャッカロープの乳(レア)(金貨1枚)

[40] スケルトン

通称:スケルトン[Skeleton]
分類:魔物/不死類
危険度:D

何らかの原因で突如動き出した白骨。ボロボロに錆びた剣を持っており、それで生きている人を容赦なく斬りつけてくる。
ただ、白骨なので耐久もそこそこ。倒す際はコツさえつかめば簡単に倒せるようだ。
弱点は頭。打ち砕くか頭をたたき飛ばすなりで体から離すことに成功すれば、たいていは倒せる。

中には魔術に長けたものや重装を付けたスケルトンもいるらしい。
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【ポイント】

・頭が弱点
・アンデッドの為聖属性の魔法に弱い
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【出現数目安:1~3】

:落とす物:
骨材(銀貨5枚)、頭蓋骨(銀貨3枚)、汚れた金歯(銀貨20枚)、錆びた剣(銀貨30枚)

[26] ソウルブック

通称:ソウルブック[Seoul Book]
分類:魔物/魔法生物類
危険度:F~C

古代の魔術師が書いた魔法書に魂が取り付き、動き出した本型の魔物。
何もない場所でさりげなく1冊だけ落ちてることが多く、それを手に取ってしまうと牙の並んだページを開き、食らいつこうとしてくる。
噛み付かれた人はこの本に生命力を削られ、削った分はソウルブックの糧になる。
それらの対応には、手っ取り早い方法は水にぬらすことだ。本の癖に炎や魔力、打撃には強く、斬撃と水には弱い。
よって、雨の日に落ちてるのを見つければ拾ってしまうことが可能である。
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【ポイント】

・水と斬撃に弱い。
・炎や水以外の魔力・打撃に強い。
・雨の日に見つければFランクでも倒せ(?)る。
・斬撃や水の魔法が使えればEランクでも倒せるが、水の魔法を持たず、斬撃の手段を持たない状態で噛み付かれれば危険。

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【出現数目安:1】

:落とす物:
風化した本(銅貨1枚)、古代の魔法書(レア)(銀貨70枚)、ソウルブック【捕獲】(雨の日のみ。金貨30枚)、魂石(大中小様々。金貨1枚)

[23] サンドバイター

通称:サンドバイター[Sand Baita]
分類:魔物/蜥蜴・鳥類
危険度:B

砂が多い場所に生息する、1mほどの魔物。頭部がワニで、身体は様々な鳥の形をしている。
基本的には陸鳥の身体がメインだが、稀に飛行に適した鳥の身体を持つ個体もいる。
頭部がワニなだけに、顎の力が強く、攻撃力が非常に高い。が、砂地に適した身体の為か、陸鳥の身体をした個体は比較的動きが鈍い。
それをフォローするために必ず4匹以上の群れで生活しており、多い場合は15匹の群れに遭遇することもありゆる。
その肉はさっぱりとしており、鳥の味と爬虫類の味を同時に味わうことができる不思議な肉で、密かに人気があるらしい。
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【ポイント】

・顎が武器。攻撃力が高い。
・動きは鈍重。
・群を作り、連携を取ってくる。
・稀に飛行する個体がいる。

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【出現数目安:4~15】

:落とす物:
サンドバイターの肉(銅貨20枚)、鳥の羽(銅貨1枚)、ワニの革(銀貨1枚)、鳥の足(銅貨5枚)、ワニの牙(銀貨3枚)

[13] スライム

通称:スライム[Slime]
分類:魔物/不形系
危険度:C

殆どが水分でできた体に人でいう心臓部となっている核を取り込んでいる魔物。
50㎝ぐらいの大きさが比較的多くみられるが、稀に巨大化したものや液状化しすぎて形状を保たないものもいる。
比較的おとなしい分類ではあるものの、空腹時の彼らは何でも取り込んで溶かして吸収するため、人にも襲い掛かってくる場合がある。
対策としては核を直接攻撃するか、炎系の魔法や武器で水分を蒸発させてしまえばよい。
死ぬと体の水分が勝手に抜けてしまい、固形状になったスライムの欠片が手に入ることがある。が、観賞用として以外の使い道がこれと言ってほとんどない。

突然変異によって生まれた食べられるスライムも稀に見られる。
ゼリースライムと呼ばれているもので、名前の通りゼリーの感触を持つ彩りが豊富な魔物。
色によって味も違い、なんだかんだで別の魔物にも狙われたりする。
この種は絶対に襲い掛かってくる事はなく、逆に逃走するものが多い。
もちろん、倒せば固形状になるため、食べたい時は倒してからの方がいいだろう。
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【ポイント】

・比較的大人しいが、空腹時は見境がなくなる。
・弱点は核への直接攻撃か、炎系の攻撃による水分の蒸発。
・稀に巨大化したものや液状化しすぎて形状を保てない個体がいる。
・稀に突然変異で食べられるゼリースライムというのものがいる。こちらは臆病で襲っては来ない。

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【出現数目安:1~6】

:落とす物:
スライムの欠片(銅貨5枚)、スライムの粘液(銅貨10枚)、酸(銀貨1枚)、スライムの核(レア)(銀貨50枚)、プチスライム(生きてる)(銀貨15枚)、ゼリーの塊(ゼリースライムのみ)(銀貨3枚)

[12] ゾンビ

通称:ゾンビ[Zombie]
分類:魔物/不死系
危険度:C(なお、動物やその他がゾンビになった場合は危険度が跳ね上がる恐れあり)

死霊術師の手か、ゾンビウイルスによって死者が蘇って魔物化したもの。
ゾンビ化は基本的には死後、腐敗するほど放置された死体がゾンビ化を促すウイルスに感染することでゾンビに変わることが多い。が、死者を操る術が存在するため、死霊術師が死体へ術をかけて操ってる場合もある。
死後、殆ど時間がたっていない死体が動いている場合は比較的、死霊術師の手によるものが多い。
体が腐敗しすぎて所々の肉が剥がれ落ちてしまっている場合でも、少しでも肉がついていればゾンビの分類に入ることにする。
属性としては闇に分類されるものだが、全てが魔法を扱えるわけではない。代わりに、新鮮な血肉を求めて嗅覚が発達しているようだ。足は腐敗の度合いによって速度が違う。
なお、ゾンビに噛まれたり傷口へと彼らの汚染物が付着してしまうとウイルスが感染してしまうことがある。
生者が感染した場合、感染してからゾンビ化までのカウントダウンとしては約1週間となっている。
その間までに放置せず、聖属性の魔法か専用の抗生剤を使うことで治すことが可能。
退治する場合は、聖属性の魔法による浄化が一番手っ取り早いが、頭を叩き壊すことでも倒すことは可能。

なお、ゾンビの殆どは意志を持たないが、稀に意志を持つ賢いゾンビも出現する場合がある。
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【ポイント】

・聖属性の魔法による浄化か、頭部破壊で倒せる。
・足の早さは、腐敗の度合いで異なる。
・噛まれたり、傷口に汚染物が付着するとゾンビウイルスに感染。ゾンビ化までのリミット1は週間以内。
 感染した場合は、聖属性の魔法か専用の抗生剤(宿泊施設にある)で治る。
・稀に意思を持つ賢いゾンビがいる。

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【出現数目安:1~4】

:落とす物:
腐った肉(銅貨1枚)、汚い布地(銅貨3枚)、脆い骨(銅貨5枚)、腐敗した液体(銅貨5枚)、呪いの札(銀貨1枚)

[10] ジャック・オー・ニャンタン

通称:ジャック・オー・ニャンタン(Jack-o'-Nyantern)
分類:魔獣/植物
危険度:D

「ハロウィンの森」が「この世界」に接続されたことによって現れた魔獣。
寄生植物であるジャック・オー・ランタンに頭部を乗っ取られた
哀れな獣の末路であり、次なる犠牲者であり寄生先となる生物を
探し求めて「この世界」を彷徨っている。
獲物を探しているときの動作は非常に緩慢で視界も狭いようだが、
ひと度獲物を発見すると顔穴を怪しく発光させて
凄まじい速度で突進してくる為、注意が必要。
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【ポイント】

・獲物を探しているとき非常に緩慢で視界も狭い。
・獲物を見つけると凄まじい速度で突進してくる。
・頭部はジャック・オー・ランタンだが、身体は寄生している生き物によって異なる。

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【出現数目安:1】

:落とす物:
小さなカボチャ(銅貨10枚)、猫の爪(銅貨3枚)、丈夫なツル(銅貨15枚)、カボチャクッキー(銀貨1枚)、カボチャランタン(銀貨5枚)、マタタビ(銅貨1枚)、ギガマタタビ(レア)(銀貨20枚)