式神の火山の探索結果
2015/01/12/22:34:26
No.526
|
|
GM
|
式神さん、私の予想以上の飛行速度でした。ということで、 式神はうっかりすると移動するだけで衝撃波が発生するような速度だ……。 生き物で無いからこその速度だろう。生物がそんな速度出したら体が持たない。
それはさておき、流石に市街地等での飛行速度は緩やかに調節しているだろうが、 上空に舞い上がれば 式神はあっという間に空の彼方へと飛んでゆく。
火山へはあっという間に到着することになるだろう。
かなりの広範囲だ、ちょっと見て回るだけでも骨が折れる。 移動中と違い、激烈な速度で飛行するわけにもいかない彼らは、 各々手分けして、周囲に影響を与えない目立たない速度…… 早い話が普通の鳥ぐらいの速度で地道に探索をはじめた。
【以下情報】 ***********************************************
>地図を基に先行偵察命ず。(地図が思いのほか簡単過ぎる為、地図は当にしていない) >火山そのものの地図作成の為の空撮(実際に描くのは主人の恐れが…)
【山の全体的な様子・規模・植物の状態等】 山裾のあたりは岩石地帯や荒野状態となっている。 多少背の低い樹木が生えている部分もある。 山の規模は……裾野の直径が50km~40km程度の範囲。標高が3,500m~3,600m位かなと推定。 (富士山よりちょっと低く、ちょっと大きい位。)
山の1合目~6合目位までは多少の樹木を含む植物が生えている部分と完全に植物のない岩石地帯や荒野のような感じになっている部分とがある。 また、それより上は多少の雑草や背の低い植物等が見られる程度。 樹木の密度は森林と呼べるような密度ではなく、わりとまだらに生えているといった印象。 おそらく6合目あたりがこの山の森林限界なのだろう。6合目付近を境目に生えている植物の感じが目に見えて変わっている。 また、全体的に、この山に生えている樹木は細いものが多い、裾の方には太い樹木も見受けられるが……あまり数は多くない。
地形としては、切り立つ谷間担っているような部分もあれば、のっぺりとした坂道のようになっている部分がある。 また、岩石地帯となっている部分では、岩や石等が転がり落ちているような地盤や地表の強度に不安のある部分も見受けられる。
また、地図にあった登山ルートはヘビのように蛇行した形で比較的、山の南側に存在している。 南側の方が植物が多く、谷間となっている部分や落石が見られた部分も少ない。 登山道は6合半位の位置で終わっておりその先は道らしき道はない。 また、南側の登山道沿い。山の4合目あたりに広場らしき物がありキャンプの焚き火の光が見えた。
逆に北側は、かなり谷間や落石地帯等が多く見られ、樹木は南側に比べてずいぶんと少ない。
7合目を超えたあたりから、多少の濃淡はあれど全体的に視界が悪くなっている。 山頂付近~8合目位までの山の上部は雲や靄や噴煙かなにかと思われる何かに覆われており、 その状態をはっきりと空やその部分の外側から目視で確認することは出来ない。
>火山の現在の危険度(猛毒ガスの流れ模様) >火山の現在の様子(火山性地震や微動、空振、噴気、火映、小規模噴火などの発生状況)
空気の流れ(風の流れ)によっては、突発的にどの部分にいても火山ガスが流れこんでくる恐れがある。 特に谷間の底になっている部分は危険であろうと推測される程度。 また、北側の方に火山ガスの吹き溜まりになっている部分を見つけることが出来た。
地震は起こっていない。 しかし、風等の影響でゴロゴロと岩や石等が斜面を転がり落ちてしまっている場合はある。 7合目付近で小規模ながら煙がモクモク上がっている部分がある。 (北側と西側に数箇所)
上記記載の通り、山頂付近~8合目位までの山の上部は雲や靄や噴煙と思われる何かに覆われており、 さっぱり様子が分からない。(なお、8合目より上への侵入を試みた式神は、帰還せず。)
>行方不明周辺に至るまでの道取り作成(空より観察) 今回依頼を受けて探している行方不明者が、火山のどの部分で行方不明になったか分からない。 そもそもの手がかりがない状態なので、行方不明周辺そのものがわかっていない為、作成不能。
ただし、西側の谷底部分(6合目~7合目の間位)の火山ガス吹き溜まり地帯のど真ん中に、 真っ赤なリュックとピッケルが落ちているのが見えた。 またその付近はガラガラと石等が稜線部分から落ちている。地盤が緩そうだ。
*************************************************
かなりの広範囲の探索ということもあり、そこそこ時間をかけて式神達は頑張ったようだ。
飛ばした式神のうち 2匹が翌昼過ぎ頃に上記記載の情報をもって帰還する事となる。 先に戻った2匹から報告をきく那岐。
しかし、残りの2匹は待てど暮らせど帰ってこない行方不明状態となってしまった。 (ちなみに、戻らない式神2匹との交信は不可能な状態。式神の状態を探ることはできません。)
|
|
|
|