召喚士と召喚獣
2017/10/12/07:32:01
No.618
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リコス
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天気のいい朝、館で朝食を終えると裏庭へ駆け出す帽子を被った召喚士。依頼を受ける前等に必ず、契約した召喚獣達と遊ぶ事にしている為に、なるべく広い場所へ行くようにしているのだ。 それは、召喚獣との絆を深める事でもあって
「皆、遊ぶからでておいで。」
中庭に着くなり杖を左から上へ向かって大きくふると、魔法珠が三色に僅かに輝き、3匹の精霊や幻獣が姿を見せる。
「そういえば、まだここにいるお兄さん達にこの子達をあまり会わせてないわ…。」
召喚獣は心無い者に狩られたりする場合もあるだけに、主は余程の事でなければ普段は召喚しないし、また危機が迫らないと、召喚獣達も自ら姿を現さない。それだけに、触れあってもらおうと呼び出したのだ。 |
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