VEについて
それではVE(Virtual Enemy バーチャルエネミー)の説明に入りたいと思います。

まず、VEはVB-TFの説明で出てきたVOと同じように五感で感じられる仮想的に再現されてる敵です。
初期設定状態ならば攻撃を受け止めたり、攻撃した際には自然を手応えを感じたりします。
もちろん、VB-TFやVOと同様に設定で変化させる事もできます。
ダメージについては、手応え等と別に攻撃が当たってもまったく実際のダメージを受けないレベルから、実際の戦闘のように傷つくレベルまで設定できます。
実際のダメージを受けない状況ではHPを数値化、HPバー等でグラフィック化してどれぐらいのダメージを受けたか等確認できるようになっています。
また他の状況でも数値化、グラフィック化は隠れているだけで即呼び出し可能となっています。
初期では攻撃を受けた部位は損傷しないが麻痺し、動きに多少の影響を与える程度の設定になっています。
ただし、仮想なのはあくまでこちらで用意している設定のものに限りますのでPC同士の訓練の場合は通常のようにダメージを受けるものとお考え下さい。
ただし、PLやPC同士で話し合った結果ダメージを受けないように設定したという場合や、乱入により緊急回避目的のためのダメージキャンセル等は可とします。

ここからはシステム的なところも説明します。
まずVEにはどのような敵かという外見等の情報以外にも、どのVEが出現したかダイス選択する時の為に各VB-TF毎に通しのナンバーを振ってあります。
他にもVEには3つもしくは4つのステータスが設定されます。
「耐久力(HP)」「敏捷」「攻撃力」
状況によっては「敏捷」は「命中」と「回避」の項目に分けることがあります。
これらのステータスはランク分けで設定しています。
ランクは1〜8で設定しており
HPはランク1が10、以降ランク毎に+10ずつ上がります。
敏捷はランク1が+1、以降ランク毎に+1ずつ上がります。
攻撃力はランク1が1、ランク2が5、以降ランク毎に+5ずつあがります。
ただし、これらの設定はあくまでこちらで基準としてこれぐらいかな?と仮に設定しているものなのでバランスによっては各PL様の良識の範囲内において自由に変更してくださって構いません。 また、攻撃力については後述しますがVEの行動ごとに設定しているのでランク設定は基準値みたいなものだと思ってください。

次にVEには予め行動を設定してあります。
VE毎にいくつか思いつく攻撃方法を記載し、それに攻撃力を設定。
それをダイスで選択していただいて、ロールの際にどのような攻撃を仕掛けてきたのか、威力はどれぐらいかと考える手間を省ける仕様にしています。
また、簡単なロールテンプレも記載しておきますので一度目の攻撃等ではそれを使って、もしくはそれを改変してロール時間の短縮も狙っています。
ダイス戦闘のみならず、HPや攻撃力を設定しない際のロールバトル時にもどんな攻撃をしてきたか参考用にダイスを使って選んだりして頂いても構いません。
上手く楽しむのに有効にお使いいただければと思います。

それでは、これでVEの説明を終了します。

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