VB-TAS実践編
それでは大体の説明は終了しましたので次にVB-TASをどう使うか、というかダイスバトルで使用する場合の利用方法の実際例を書いていきたいと思います。

まずはチャットに入る前に自PCの能力をランクで設定します。
ランクの目安は別示します。
とりあえず例としてシャルロッテを使用します。
ランクで決定した能力は仮に
HP:40 敏捷:+6 攻撃力:30
としておきます。
……強すぎるかwww

それでは専用チャットに入ります。
その際にはVB-TFのうち入りたい場所を選んで部屋名に記入して下さい。

例:「VB-TF〜霧の13番街〜」「VB-TAS-禁忌研究棟-」

次は入室ロール等ご自由にwww
入室ロールなどが終わったら、PLmemoのVB-TAS出現VE一覧を参照しながら入室したVB-TFの一覧VEに乗っているVEの数と同じ数の面のダイスを一つ振ってください。
例では霧の13番街にてロールしていると仮定します。

例:シャルロッテ:さーて、どんな敵が出てくるのかしら?(少女は不敵な笑みをニヤリと浮かべた)[5面1個 1=1]

ダイスを振ったらそのダイスの数字が先ほどのVB-TFのVE一覧内と同じナンバーのモンスターが出現したという事になります。
例で言えば、霧の13番街のNo.1なのでワーウルフが出現した事になります。
モンスター辞典で能力を確認しつつ出現ロールをご自由に打ってください。

先攻後攻は自由に。
ダイスを振って決めていただいても構いません。

それでは今回は先攻を取れたとして話を進めていきます。
先攻がとれたので、攻撃ロールと共に命中判定の10面ダイスを1個振ります。
この際、敏捷(又は命中)修正値を付加して下さい。

例:シャルロッテ:うなっ!(少女は氷の刃を生み出すと狼男へ駆け寄り、その刃を振るった) [10面1個 1+(6)=7]

次にワーウルフの回避ロール&ダイスチェックです。
この場合、発言無しでダイスチェックのみを行い回避したかを確認してから、回避ロールを打っても構いません。
ワーウルフは能力を確認すると敏捷値+5なのでその修正を入れてダイスチェックをします。

ワーウルフ:[10面1個 2+(5)=7]
この場合、シャルロッテと数字が引き分けになったので回避有利という事で回避に成功しました。
次に回避ロールだけを打ってもいいのですが、この次はワーウルフの攻撃となりますので同時に次にどのような攻撃をするか判定します。
モンスター辞典で確認するとワーウルフの行動は4種類なので4面ダイスを一つ振ります。

ワーウルフ:(その身に違わぬ素早さでワーウルフは少女の振るった刃を後ろに飛び退いてかわした)[4面1個 4=4]

今回4が出ましたので、モンスター辞典で確認すると行動は遠吠えとなっています。これは確定成功となっているので今回はダイスを振らずにロールのみを行いますが、そうではない場合はシャルロッテの攻撃時と同じように判定を行います。
また、ワーウルフの攻撃にはロールテンプレがありますのでこれをそのままコピペしても構いません。
あとテンプレについてはご自由に脚色、改変して下さって問題ありません。
上手に使ってください。

例:ワーウルフ:(それはいきなり、空を仰ぐと遠吠えを上げ始める。反響する遠吠えに狼の目は血走っているようにも感じられた)

今回は確定成功だったのでシャルロッテは回避チェックを行いませんが、他の場合は普通にチェックを行ってください。

例:シャルロッテ:気味の悪い…!何だか嫌な感じね!(相手の行動に警戒するように真面目な顔で睨みつける)

これで一巡しました。
これからまたシャルロッテのターンになります。
今回、ダメージを与える事はありませんでしたがその時は適時HPを減らしたりして下さい。
これを繰り返してどちらかのHPは0になった時点でその戦闘は終了です。

だいたいご理解頂けましたでしょうか?
行動選択に関してはロールバトル時にもお使いになれると思います。
また、例では使いませんでしたがPCの能力に応じて自分や敵の攻撃力や敏捷等への+及び−修正、HP回復なども行ってもよろしいかと思います。
また、途中で他のPCさんが入ってきた場合や歯ごたえない場合はランクに拘らず敵のHPを倍加させたり適宜調整してください。
また、もっと面白い何かを思いついたらご自由に設定して下さい。
遊び方、楽しみ方はみなさん次第です。

それでは、これでVB-TAS実践編を終了します。
みなさんの楽しいPBCライフを祈っています。

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